都市計画 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official
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One of this book's writer is MIT professor of city planning, who wrote the downtown development in Regan era. I stayed in USA at that time, I understood the planners' atmosphere. US city governments are still trying clearances and developments in downtowns. From now on, these project were almost failed, and this project styles are not referential to JAPAN, but at that time, private sectors and city officials were co-operating to success downtown projects. This points was very important, and this experiences are more persuasive.
Now, Japanese cities' economic potentiality is much lower than US cities in Regan era. Therefore, innovation method utilizing building stocks is more appropriate and sustainable.

 もとの本は1989年にアメリカで発行。自分は、1988年にアメリカに一年いたので、感覚はよくわかる。

 民主党政権からレーガンの共和党政権になり、都市開発予算が極端に削減され、一方で、都市の中心部の荒廃が問題になっていた。

 この中でも例示されている、ボストンのクィーンウスクエアとかボルチモアのハーバースクェアなどが注目を集めていた。

 今の日本と同じ問題点と違う問題点があある。

 違う点。

(1) ダウンタウンの再生で、従来の都市更新よりはまだ既存の建物を活用する傾向はあるが、基本的には郊外ショッピングセンターに負けない床を確保するために建て替えを活用していること。日本の場合には、東京都心等を除けば、建て替えの商業施設は採算性が確保できないこと。

(2)事業主体として、郊外型のショッピングセンター開発を行った民間デベロッパーがようやくダウンタウンの開発に取り組みだしていること。日本は、現時点では大手民間デベロッパーが中心部の開発に参加する可能性は東京都心などを除き極めて乏しい。

 日本と同じ点
(1)市の開発部局が経営センスがもとめられ、各種の厳しい交渉(deal)を行いプロジェクトの計画をまとめていること。この際に、住民への情報提供の問題が生じていること。

(2)モールの公共性が、反独立戦争から政治活動などの問題を生み、何をみとめ、何を認めないかの難しい課題を抱えていること、(p291)

(3)ボストンのコプリー広場の設計競技では最終的には、食べ物、飲み物があり、野外のパラソルや木陰で飲食ができること、生鮮農産物の青空市と屋台の物売りまでが要求事項に加わってきた、(p306)

(4)行政は開発プロジェクトの正確な経費や危険を十分認識しないまま、支援を行い、結果として成功を収めている、これを「隠蔽する手」という。(p315)

 最後の点はわかりにくいかもしれないが、意外と大きなリスクをとって開発プロジェクトを実施して、成功するという、「見えざる手」のような現象もあるということ。もちろん行き過ぎはだめだが、最初からリスクばかり考えて動かないという行政への一種の皮肉と小生は理解しています。

 なお、現在、順次、ライブドアブログへの移行をしています。ブックマークの変更をお願いします。http://blog.livedoor.jp/shoji1217/
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This book is covering the technology of saving energy from houses. I roughly understood the new trend of this technology. Specially, in Japan, the performances of windows are very low.
    On the overhand, I suspect how to estimate the functions of Japanese traditional housing technology. New saving energy regulation should not restrain this traditional technology.

 小生は、この手のことは全く素人。しかし、日本のエネルギー政策を考えたら、住宅ができるだけエネルギーを使わずに快適に生活できることが極めて重要だと思って、役所の図書館の新刊の棚で、手に取ってみた。

 順不同の感想。不正確な面多々あり。ご容赦請う。

(1)外断熱、充填断熱、付加断熱はそれぞれ長短あって、性能、エコロジー性、防火性、結露の有無、費用対コストを考えて使うべきものということ。(p84)

(2) 断熱材は熱伝導率だけでなく、製造時のエネルギー消費、防火性、防蟻性などで長短あること。(p161)

(3) 軽量軟質木質繊維ボードが次世代の本命と期待されていること。(p188)

(4)窓の性能、窓のサッシの材質が重要。また、夏の遮熱機能も重要。(p224)

 この本の指摘のような、高気密・高断熱という方向性以外に、小生が育った静岡のような温暖な地域では、もっと開放的な在来工法で、冷暖房を使わない生活もありうるような気が素朴にするが、それと、今後の省エネ基準の義務化とはどういう関係になるのか。

 その点が特に気になった。

 なお、順次、このブログは、ライブドアブログに移行します。ブックマークの変更をお願いします。http://blog.livedoor.jp/shoji1217/
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This book's Japanese title is 'TOSHISAISEI, urban Renaissance'. Though, the contents is against urban renewal, and preserve historical buildings and renovation and reuses. This book is really appropriate to Japanese urban policy. Specially, the writer pointed out the episode that active community broke down just after getting government's subside. This episode also happened in Japan according to Mr.Kinoshita's book/

なにかの本に引用されていたので、役所の図書館で借りてきた。

 都市再生というテーマだから、都市再開発の話が書いてあるのかとおもったら、まったく逆、大規模なクリアランスを否定して、既存の建物の再生を少しずつ実践するプロジェクトを紹介している。

 今でいう、リノベーション事業の古典。マンハッタンの周辺部の地区でのプロジェクトが中心。

 珠玉の言葉あり。

(1)「模倣でなく革新、地域の特質の移し替えではなくその強化。場所への敬意。小さな地域に大きな変化を築くこと」(p71)

(2)ニューヨークの住民開発組織(PDC)は、一万ドルの組織から、政府の500万ドルの規模の組織になったため、内部混乱のためすぐに崩壊してしまった。(p101)

(3)政府は大規模開発には多くの特権を与えるが、コニュニティベースの活動にはこうした特権をほんの少しだけ与えるか、まったく与えない。(p129)

(4)アーバン・アズバンドリー(都市の養育)は、病んだ都市を多方面から治療し自然環境と人がつくった環境ーたとえ、18世紀、19世紀のものでもーをともに保護、保存しようとするものだ。(p141)

(5)都市の養育は都市再開発の戦略としては,政策立案者のあいだに支配的な力を持っていない。これにかわって在来型の開発指向を支配するのは「養育」とは対立的な「計画的縮小」と呼ばれる都市哲学である。「計画的縮小」とは人口と資源が縮小傾向にある都市では、その縮小を誘導、すなわち計画的に行うべきであるということ(p161)

(6)銀行や保険会社は問題のある地域を投資から除外する場合にレッド・ライニングと呼ばれるが、計画的縮小は事実上、自治体がレッドライニングを進めているのに等しい。(p170)

 1989年に'THE LIVING CITY'として発行されたこの本が現在日本の都市計画になんと的確な批判となっていることか。政策立案者の一人でもこの本を読んだことはあったのか。
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 Dr.Nakajima, expert of city planning history recommended this book. This book shows how to construct common theory through studying history. The writer suggest the research area of history should be limited in the view of special geographical area, specific period, and specific arena such as city planning or economics. And in this limited area, the researchers should seek almost all historic data. Through this method, the researchers avoid arbitrary data selecting.
 
中島真人先生の推薦。

 歴史学者は深く一つのことを研究し、社会学者は自然科学のように再現実験ができないから、歴史学の成果を使って法則を定律しようとするが、事実のつまみぐいと言われる。

 帰納法はいくら事実を積み重ねても、最後に法則を見いだすには、論理の飛躍が伴う。逆に演繹法は最初の第一命題の正しさが証明できない。

 この著者が提案しているのは二つ。

 第一は、対象を分野、時期、地理的範囲などを限定して、その事例を全部「枚挙」して分析することによって、つまみぐいという批判を免れることができる。また、全部の事実を把握できないことから、客観的に一定の枠をはめることによって、実行可能性を高めることができる。(p118)

 第二に、アブダクションの手法として、仮説を提示して、事例を対象に小数の事例から検証して、再度、仮説を変更するというプロセスを提案するとともに、これは必要条件を発見することを目的とする、(p90)

 極めて穏当で、実効性のある提案と理解した。

 これで、元気だして歴史書の勉強ができる。

 なお、fc2ブログの調子が悪いので、本のデータが貼れません。こちらのブログを御覧ください。http://blog.livedoor.jp/shoji1217/archives/1026217565.html
 
 
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住居集合論 I住居集合論 I
(2006/12/02)
東京大学 生産技術研究所 原研究室

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Japanese famous architect, Dr.Hara, and their colleagues were researching old villages in Italy, north Africa, and south America. The villages planning strictures were very different. European villages' houses were very densely built and surrounded by walls. On the other hand, South American villages's houses were scattered ,and the road around houses were very harmonized with the geographical features. The latter is very similar to old Japanese villages.

 原広司先生の研究室が、もう消滅したかもしえない、地中海沿岸の集落と中南米の主に山間部の集落を踏査してデッサンをまとめている本。

 正直いって、理論的なことはわからないが、感覚だけ。

 北アフリカなどの密集して、住む住居集落にもインパクトはあるが、なんとなく、密集感が圧迫感に感じる。

 それに対して中南米の生活の場として山の中にある集落配置は実に美しい。当然、自動車を前提しないし、ヒトや家畜があるくことを前提にしている、そして適度な閾的空間と私的空間、私的空間の中でもより密接な住戸同士の近接感がとても、図面からよくわかる。例えば、Oxcaco の集落全体のデッサンとはとても美しいと思う。(p67)

 また、Pto.Valdiviaの河川にリニアに並んだ高床式の住宅、教会は少し高台にあるけど、わざわざ住居を河川増水のときには流してしまうという発想に、何か、日本の河川沿いの建物に通じる伝統を感じる。(p123)

最後に対談で、今井さんが「小さめにつくりなさい」という教えを引用したのも、興味を惹く。注には、「すべてのものは拡大するより、縮小するほうが望ましい。すべてのものをやや小さめにつくれ」という教えと補足されている。(p409)
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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