2009年10月 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official
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スマナサーラさんは、スリランカの初期仏教、原始仏教の流れをひく、テーラワーダという仏教のお坊さんで、かつ、スリランカの大学の先生もしていて、ものすごく日本語がうまい。

 サンスクリットとかパーリー語で仏教の原典を読んでいるので、説得力がある。

 自分は特に大事だと思うのは、「お釈迦様は、『神につくられた人間には自由意志はない。神に救われるしかない』といった考え方を強く批判しています。『それは真理ではない。ひとの幸福は努力によって成り立つのだ』といっています。」(p144)という考え方。

 たぶん、ルソーとかカルビンの新教を想定しているのだと思うけれど、神がすべてを決めているという考え方は、結局、人間の日々の生活を地道に暮らすことを否定してしまう。結局、自分の知らないところにいる神がすべて決めてしまうから。

 それに対して、努力を肯定する仏教の方がずっと自然だし、人間生活にあっていると思う。

 また、これはブッタの言葉かよくわからないが、老師がいっている「我我は自分を不幸にする方向には集中力がある。」(p226)も耳が痛い。

 僕はタバコや酒はしないけど、それでも、大事な時間を無駄に過ごすことがすごく多い。さんまの番組で馬鹿笑いしてしまう。そういうときは確かに時を忘れる。

 あと、お釈迦様は、大変な苦行をした後、「苦行は無意味だ。」と結論づけたとあります。(p325)

 このあたりも、座禅とか挑戦してみた自分の経験ともあって納得できます。どうも、苦行で解脱するというのは、眉唾な気がする。

 いずれにしても、この老師がいわれていることは、心理学の家運セイリングのように具体的かつ論理的。ブッタの教えは宗教ではなく、だから科学といっています。

 こういう仏教の訴え方もあるんだと感心。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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