2009年12月 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official
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 新聞の本の広告欄で、秋山真之が書いた本があると思って買ったら、真之自身の著作は、最後の講演録だけで、大部分は、真之会の著作。

 ちょっと、がっかりしたが、司馬さんの『坂の上の雲』の発表前の、昭和19年の著作の復刻、現代語訳であり、司馬さんの考えに脚色されていない、秋山真之像がうががえる本。

①NHKの年末の放送では、真之が、日清戦争で部下を死なせて坊主になる、軍人は向いていないと情けない言葉を発しているが、この本によれば、真之は吉野に乗っていたが、砲台攻撃が実際には行われなかったとしている。(p69)

 真之は、日露戦争のあと、宗教にはしったと言われているが、あまりにNHKの描き方は、軍人としてめめしくないか?

②この本には、ベトナムのカムラン湾に停泊するバルチック艦隊の写真、日本海海戦の終盤、日本艦隊に囲まれたニコライ1世号の写真、さらには、天気晴朗なれどもの電報で有名な1904年5月27日の軍務局長受電の電報の写真など、初めてみる貴重な写真が載っている。

 これだけでも見る価値あり。

③最後に、この本と関係ないが、NHKで、秋山好古の騎兵隊が初戦で清国の大軍にあい、日本の騎兵隊は退却に迫られ、秋山がしんがりを務めたように描かれていた。しかし、好古は、初戦で戦況不利ながら、初戦で負けると日本の騎兵の将来はないとして、日暮れまでねばって、退却しなかったと、『坂の上の雲』ですら、描いていたのではないか。

 NHKの放映は、まだ、来年も続くが、全体として、日本側が弱々しく、めめしく描かれているような気がしてならないが、これは小生の気のせいか?
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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