2011年12月 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official
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とんかつの誕生―明治洋食事始め (講談社選書メチエ)とんかつの誕生―明治洋食事始め (講談社選書メチエ)
(2000/03)
岡田 哲

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 大晦日、2冊目。もうすぐ、実家に出発です。

 年末最後にしては、さえない本を選んでしまった。

 でも、とてもおもしろい。『とんかつの誕生』。とんかつとなっているが、カレーライスやあんパンなど、日本で西洋料理を換骨奪胎して、自分の料理にしてしまう歴史。

 このバイタリティ、エネルギーをもってしたら、もう少し都市計画制度も、日本らしいものにできるなと空想したりする。

 特に、おもしろかった点。

(1)1874年に木村安兵衛が、発売を始めたあんパンを、翌年には、山岡鉄舟が購入して、明治天皇が食べられた。(p134)

(2)大正6から9年の間の家庭の食事構成は、和食89.4%、洋風9.2%、中華風1.1%。(p213)

 自分の親父に聞いても、昭和の最初でも、食卓は、お膳がひとりずつあって、父親を上座にして座り、お椀はお茶でゆすいで、またお膳の引き出しに入れていたというから、浜松の田舎はほとんど、和食、ご飯と味噌汁と漬け物だけだったようだ。

(3)関東大震災以降、そば屋が不況となり、畳席からいす席にして、カレーライスなどの洋食もだすようにして生きのこりをかけた。(p220)

 生活の歴史は、意外と身近に感じられ、また、田舎で育ったので、その分古い時代もよくわかるので、とてもおもしろい。

 絶版が惜しい本。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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