内田樹『街場の憂国論』を読んで、それなりに世界的にみてましな日本社会を次世代にうまく受け継いでいきたいと思う。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
pagetop

2013/10/18

内田樹『街場の憂国論』を読んで、それなりに世界的にみてましな日本社会を次世代にうまく受け継いでいきたいと思う。

街場の憂国論 (犀の教室)街場の憂国論 (犀の教室)
(2013/10/05)
内田樹

商品詳細を見る


 政治問題に対する内田さんのエッセイをまとめた本。

 現役官僚が政治問題に直接コメントできないので、ちょっと屈折した感じで、考えたことを書く。

 あ、ちなみに、国家公務員が上司たる政治家の指示に従うのは、公務員が行う正統性の根拠でもあり、ぼくは当然だと思います。その決定のプロセスについてどれだけ、真摯に政治家たる大臣などと議論がつくせるかという能力が大事だと思います。

 いいわけはこの程度で。

(1)今の日本の地域社会や自然状況は、様々な問題はあるものの、テロや殺人事件が頻発しているわけでもなく、世界的にみれば極めて高い水準にあると思う。この日本社会の安定性、質の高さは、もちろん国民ひとりひとりの努力のたまものだが、これを次の世代にもぜひ引き継いでいきたい。

(2)政治の世界では投票がすべてだから、些細なことも含めて、意見を切り裂いて、二極化する傾向があると思う。それは仕方ないにしても、本当は、いろいろな場面での意見をより次元を高めて、同意できることから、議論してお互い理解しあえるような雰囲気、態度を持ち続けたい。あいつのいうことはそもそもおかしい、などといった切って捨てるような発言は慎みたい。

(3)戦後の日本は、自分はもちろん経験していないが、敗戦によっていわば日米同盟によって支えられてきた。これはこれまで社会の安定を気づいてきたが、アメリカが弱ってきた、あるいは弱ってきた場合には、どのような国家戦略をえがくのか、そういう基本的な議論を一人一人が自分の能力の範囲内で、考えることが大事だと思う。

 内田さんが、あとがきでいっているように、堤防に蟻の穴があって、農民が小石をつめて破堤を防ぐ話をしているが、そのような、だれでもできる気づきと小さな対応というのが、とても大事だと思う。

 その小さな努力が求められていると強く感じだ。
スポンサーサイト
pagetop

コメントの投稿

非公開コメント

pagetop
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
電力使用状況&電気予報
プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。