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2013/10/20

中村桂子『科学者が人間であること』を読んで、生物学者がそんなに人間を機械のようにみているという危機感に驚いた。

科学者が人間であること (岩波新書)科学者が人間であること (岩波新書)
(2013/08/22)
中村 桂子

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 タイトルから、原子力むらの反省でも書いてあるのかな、と思って購入。

 全然、違っていた。

 生命科学を扱う科学者が、DNAやips細胞などを扱うにあたって、人間を機械のようにみて分析する。そういう指摘と、人間を生物や自然の中の一部として、もっと全体的、自然的な観点からみないといけないという指摘。

 非常に一生懸命書かれているので、かえって、生命科学を扱う科学者がそんなに説破づまって、ミクロの分析に邁進していて、その壮絶な競争が背景にあり、人間性を損なうおそれがあるのだが、という危機的状況が伝わってきた。

 自分はというと、むしろ、人間や生物を機械のように分析するよりは、田舎もんだから、すべての自然や生き物には、神様が宿っているとなんとなく思っているので、著者の危機感とのギャップに驚く。

 なんか、自然科学の最先端って、競争的資金を集めるというような、お金がすべてのような雰囲気になっているのかな。

 こういう大きな、生命のあり方のような哲学と自然科学の中間のような議論って、人間として大事なことだと思う。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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