神津朝夫『知っておきたいマルクス資本論』をキンドルで読んで、最初はアダムスミスとかから始まって随分近経とはかけはなれたものだな。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
pagetop

2013/10/26

神津朝夫『知っておきたいマルクス資本論』をキンドルで読んで、最初はアダムスミスとかから始まって随分近経とはかけはなれたものだな。

知っておきたいマルクス「資本論」 (角川ソフィア文庫)知っておきたいマルクス「資本論」 (角川ソフィア文庫)
(2012/10/10)
神津 朝夫

商品詳細を見る


 この本をキンドルで購入して読みました。

 難解な資本論でくたびれてきたので、簡単な解説書に助けを求めた感じ。こういうときにキンドルは思いついた瞬間に帰るから便利。

 マルクスも、アダムスミスとかリカードとか批判しているが、彼らは、今一応大学や政府で共通の道具である近代経済学の基礎的学者。

 マルクスもここから出発していて、同じように、アダムスミスと同じく、労働価値説から出発したのだが、現時点での近代経済学との乖離はすざましいものがある。

 そもそも近代経済学の一番の最初は、需要供給曲線を導くところからはじまり、その交点、すなわち、ものに対する需要側の限界効用と供給側の限界費用が一致するところで、市場において価格が決まる。

 これ自体がもうずれていて、マルクスはアダムスミスが言っていた、労働価値で価格が決まるから厳として動かない。そしてこれを前提にして、剰余価値、剰余価値の資本家による労働者からの搾取へのいく。

 これだけずれていると、近代経済学史か勉強し、なじんていない自分にはこのような解説書が必要。

 とても、丁寧に、冷静にマルクスの経済学を分析している。

 著者によると、最近、マルクスも少し見直されてきたとのこと。

 近代経済学も、まあ、学説百家争鳴で、新自由主義からケインズ主義、マネタリストなどいろいろあって、どれもそんなにうまくいかないという反省がある時代だから、それじゃ、もっとさかのぼってマルクスを勉強しようという気になったのかな。

 これで元気をもらって資本論を読み続けます。

 追記

 最近、経団連に対して賃上げを政府が要求したりしているが、これなどは実はマルクス経済学の発想だと思う。近代経済学でいえば、賃上げを単にすると、需要が増えて、供給がへる、要は失業率があがってしまう、そもそも賃料は従属変数で、労働需要全体が増える、そのためにあ経済が成長しないといけないと、発想するはずです。
 
 意外とマルクス経済学のような発想は残っているかもしれないと思い直しました。
スポンサーサイト
pagetop

コメントの投稿

非公開コメント

pagetop
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
電力使用状況&電気予報
プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。