片山杜秀『未完のファシズム』を読んで、元々建前だった精神主義が皇道派の粛正で本音と区別できなくなった話には驚く。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2013/11/06

片山杜秀『未完のファシズム』を読んで、元々建前だった精神主義が皇道派の粛正で本音と区別できなくなった話には驚く。

未完のファシズム: 「持たざる国」日本の運命 (新潮選書)未完のファシズム: 「持たざる国」日本の運命 (新潮選書)
(2012/05/25)
片山 杜秀

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 先日、與那覇さんなどの書いた『日本の起源』を読んで参考文献にあげられていた「未完のファシズム」。キンドル坂があったので、割安で即時に購入。すごいぞ、キンドル。

 未完のファシズムは、最初のまとまりは、第一次世界大戦を視察した日本陸軍の若手将校が、これからは総力戦だと理解していたにもかかわらず、戦闘のマニュアルである「統帥綱要」「戦闘綱要」は建前として、精神主義を前面にだした、しかしそれは建前であったのにかわらず、皇道派が粛正されて当時の執筆者である荒木、小幡氏らが予備役にまわったため、建前と本音が区別できなくなった。

 日本の陸軍も第一世界大戦の塹壕戦、国民をあげての総力戦は十分に理解していた。しかし、その後の政争で、派閥争いの結果、その事実は闇に葬られ、精神主義だけが、前面にでて、敗戦を迎えた。

 後半は、戦陣訓を書いた中柴中将の話だが、ちょっと興味が持てず。パス。

 やっぱり、公式の文章では建前と本音とできるだけ使い分けないようにする、組織は派閥をつくらず、統一の目標にむかって前進できる一体性を確保することが大事だと思う。

 でも、派閥ってなんでできるのだろう。自分の組織には派閥があるのかすらしらない、組織政治にうとい自分としては、そこも研究テーマだなと思う。
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佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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