佐藤健太郎『ゼロリスク社会の罠』を読んで、極端にリスクを避けようとすると別のリスクを招くと知る。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2013/11/20

佐藤健太郎『ゼロリスク社会の罠』を読んで、極端にリスクを避けようとすると別のリスクを招くと知る。

「ゼロリスク社会」の罠 「怖い」が判断を狂わせる (光文社新書)「ゼロリスク社会」の罠 「怖い」が判断を狂わせる (光文社新書)
(2012/09/14)
佐藤 健太郎

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 佐藤さんは化学屋さん。

 前半の化学物質のリスクの話が説得力があった。

(1)あるリスクを避けようとすると、別種のリスクが発生してくるというトレードオフがある。(位置554-555)

(2)怪しい話かどうか見分けるポイントとして、分母が示されているかどうかか、とうことがあります。(位置809-811)

(3)梅の種にはアミグダリンという成分が含まれていて、これは体内で分解して猛毒の青酸を放出します。ワラビにはブタキロシドという強い発がん物質を含み、そのままでは(加熱しないと)大変危険です。(位置895-897)

 そのほか、発がん物質を含むものとして、コーヒー、そしてなんとキャベツなどほとんどの野菜もそうらしいです。野菜も本来は、たくさんの毒を含んで食べられないようにしていたのを人類が改良してほとんど無害にちかいものにしているだけで、毒はまだ含んでいるらしいです。

 しかし、それらを食べないと当然生きていけないわけで、化学物質の観点からは、発がん物質をゼロにすることはできないとのこと。

 まあ、そんなことだろうと思います。あと、自然のものと合成したもので危険性は全く一緒、というか、自然のものはいろんなほかの物質も含まれているだけ、リスク管理が難しいとのこと。これも常識を覆すものですね。

 化学の観点からのリスクの話も改めて知ることが多いです。
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佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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