阿部真大『地方にこもる若者たち』を読んで、前半は納得したが、はやった曲の歌詞で時代を分析するのははてな? - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
pagetop

2013/11/22

阿部真大『地方にこもる若者たち』を読んで、前半は納得したが、はやった曲の歌詞で時代を分析するのははてな?

地方にこもる若者たち 都会と田舎の間に出現した新しい社会 (朝日新書)地方にこもる若者たち 都会と田舎の間に出現した新しい社会 (朝日新書)
(2013/06/13)
阿部真大

商品詳細を見る


 fb友達のご推薦。

 前半部分の岡山の若者の分析には納得感あり。後半のボーイ、B'z、ミスチルなどの分析で、若者の時代の考え方を分析するのはどうかなと思う。自分もB'zやミスチルはよく聞いたけど、別に歌詞にそんなに関心があったわけではなくて、ロックなメロディーが受けていたような気がうる。

 納得した部分。

(1)イオンモールとは、大都市ほどに刺激はないにせよ、ほどほどに楽しめる場所を地方の若者に提供していると言えるだろう。(位置355-357)

(2)家族関係、友人関係が濃く、地域の人間関係が薄いというのは、地方の若者たちにとって決して例外的なことではなく、むしろ普通のことなのである。(位置737-738)

(3)個人年収の中央値は男女とも200万~249万円であり、この調査で定義するミドルクラスの水準であり300万円以上の収入があるのは専業主婦一人を除く41人中、男性については8人、女性については4人のみであった。(位置845-850)

 地方に残っている若者がそこそこ満足しているは当然だし、イオンモールのような郊外型ショッピングモールに人気があり、地元商店街にはいかないというのも、そういう魅力を発揮しているところに行くということで、自然なこと。

 やはり心配なのは、雇用状況が悪い地方では、サービス業の派遣とかアルバイトになってしまい所得が極めて少なく、親の収入と併せて家庭を維持しているということ。親もそのうち年金ぐらしになったときに、むしろ生活水準が今後落ちていくことについて危惧される。

 若者が親を支えるのではなく、親に支えられているという地方の経済状況は決して自然なものではない。
スポンサーサイト
pagetop

コメントの投稿

非公開コメント

pagetop
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
電力使用状況&電気予報
プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。