山下祐介ほか『人間なき復興』を読んで、軽々しくコメントできる本ではないと思う。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2013/12/09

山下祐介ほか『人間なき復興』を読んで、軽々しくコメントできる本ではないと思う。

人間なき復興――原発避難と国民の「不理解」をめぐって人間なき復興――原発避難と国民の「不理解」をめぐって
(2013/11/19)
山下 祐介、市村 高志 他

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 社会学者の山下さん、佐藤さんと福島の地元の市村さんの福島原発の被災者の声をまとめて分析した本。

 読んでいて、とても重苦しくなる。

 話がぐるぐるまわる。出口がない。

 一つ一つの批判はわかる。国の窓口が原子力規制庁、文部科学省、環境省、厚生労働省、復興庁とばらばらなこと。

 被災者の苦労もわかる。必死の思いで逃げても、賠償金をもらっているんだろうという目で周りから見られる。大人だけ帰還して、子どもは心配だから西日本に逃がしている話。

 この被災者の苦労、原子力防災対策の混乱が、そのまま、この本の内容の混乱に繁栄されている。

 どうコメントしていいかよくわからないが、この苦しい、混乱した内容を、一緒に理解しようとする取り組みが必要なのだろう。

 そして、被災者の意向にできるだけ沿って、帰還する人、帰還しない人それぞれの生活を国の責任できちんと対応する。そのためにも、東京電力を一度きちんと解体して、ぐっと会社とばっと会社にわけて、ばっと会社は福島の廃炉を専門とする国営会社にして、徹底的に国民の理解をえて、世界でも例のない、メルトダウンした原子炉の廃炉をめざす必要がある。

 国が前面にでるのであれば、国が前面にでた制度、体制をつくるべき。東電という営利企業が負担できる問題ではないと思うが、どうだろうか。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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