橋本健二『盛り場はヤミ市から生まれた』を読んで、建築史としてはおもしろいが、ここから何を引き出すかが課題だな。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2013/12/24

橋本健二『盛り場はヤミ市から生まれた』を読んで、建築史としてはおもしろいが、ここから何を引き出すかが課題だな。

盛り場はヤミ市から生まれた盛り場はヤミ市から生まれた
(2013/12/20)
橋本 健二、初田 香成 他

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 FBのタイムラインで話題になっていたので購入。

 戦後のヤミ市の歴史や建物の状況など詳しく分析。読んでいてもおもしろい。

 タイトルはやや違和感がある。ヤミ市は、盛り場になったのではなく、結局、新宿ゴールデン街などごく一部を除いて、除却されるか、再開発され、そして再開発ビルの中でも衰退していったというのが歴史だと思う。

 原因は、ヤミ市がプロよりは、復員兵や夫が戦死した未亡人など素人の割合が高く、とにかく生きるために、防空空地や駅前広場に不法占拠して立地したものが多いので、不法占拠部分は強制的に除却され、そうでないものも再開発ビルの中では営業を続けるのが難しかったのだろう。

 もちろん例外もあって、新橋のニュー新橋ビルとか、神戸の三宮と元町の間の高架下とか、ちゃんと営業しているところもある。

 この本を読んで、仕事へのimplementationは、復興の際にはプロにきちんとビジネスモデルをもって仮設の商店街とかで商売してもらう必要があること、簡易な建築で商売を始めるのはいいが、再開発ビルにはいってうまく商売を続けるのは難しいことなどかな。

 ちょっと、この成果を次の政策につなげる視点がみつけにくかった。社会学的な本はいつよんでもそういう感じがする。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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