三谷博『愛国・革命・民主』を読んで、明治維新が驚愕的に人が死なない革命だったことを知る。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/01/01

三谷博『愛国・革命・民主』を読んで、明治維新が驚愕的に人が死なない革命だったことを知る。

愛国・革命・民主:日本史から世界を考える (筑摩選書)愛国・革命・民主:日本史から世界を考える (筑摩選書)
(2013/08/10)
三谷 博

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 多分、池田信夫氏の推薦。

 明治維新が一気に支配層をひっくりかし、武士の身分をとりあげる革命的な政治システムの変動だったのに、西南戦争を含めて、3万人も日本人が日本人を殺していない。フランス革命は60万人の人を殺したという。
(p20)

 大政奉還、版籍奉還、廃藩置県と順繰りにうまく施策があたって、最後に武士が食いっぱぐれるという結末、こういう大きな変革を成し遂げ、受け止める力が日本にあることは再認識すべきだろう。

 日本の近代化の特徴といて、そのほか、著者は以下の三つをあげている。

(1)下からだけでなく上からのイニシアティブ。公儀公論に議論をすることは五箇条のご誓文から明らかになっており、当時の為政者側も民主的な意識があったこと。

(2)愛国心、特に、外の脅威に対するナショナリズムが急速に発達したこと。

(3)西南戦争以降、暴力を放棄したこと。ここで大事なことは、公儀公論を行うという民主的な運動と暴力が親和性が高かったという事実。民主的な思想と暴力、テロが同時に存在するという歴史的事実は重い。

 年初にあたって、日本の近代化を再認識した次第。
 
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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