野中尚人『さらばガラパゴス政治』を読んで、議会運営を行政がもっとしきるべきとの主張に違和感あり。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/01/02

野中尚人『さらばガラパゴス政治』を読んで、議会運営を行政がもっとしきるべきとの主張に違和感あり。

さらばガラパゴス政治―決められる日本に作り直すさらばガラパゴス政治―決められる日本に作り直す
(2013/04/23)
野中 尚人

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 なんで、購入したか失念。

 著者の問題意識は、閣議、縦割り組織、総理の国会拘束、国会の議事の過度な自立性の高さなどにある。

 閣議の形式化の問題は、閣僚懇談会や各種のなんとか本部での閣僚の意思決定システムが、表面的にみて形式的にみえるからだと思う。

 しかし、専門化した行政分野を各省庁、大臣が分担管理して、それを内閣府、内閣官房が総合調整するという仕組み自体、それほど機能していないわけではない。

 大臣が官僚のロボット化しているというも事実に反すると思う。

 その他、国会に総理が拘束されすぎというのは、できるだけ総理の負担を減らすために国会が努力すべきだろう。

 また、イギリス方式で、国会の議事運営を行政が仕切って、淡々とスピーディに多数決で議事を進めるというのも、かなり違和感がある。どう考えても、国会の自治の原則からいって、国会運営を行政府が指示するというのは、国民の理解を得にくいと思う。

 国会自体の自浄作用というか自浄活動を期待するしかない。むしろ、議院運営委員会で委員会の開催を多数決決めていくような仕組みが平常の仕組みとして定着すればいいのではないか。

 かなり、全体を通じて、書きぶりは穏やかだが、内容は極論だと思う。
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佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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