カンサンジュ、中島岳志『日本』を読んで、保守と革新、親米と反米いろいろ政治思想がねじれてる。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/01/05

カンサンジュ、中島岳志『日本』を読んで、保守と革新、親米と反米いろいろ政治思想がねじれてる。

日本 (河出文庫)日本 (河出文庫)
(2011/09/03)
姜 尚中、中島 岳志 他

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 カンサンジュさんと中島岳志さんという、通常左と右に分類されている人が、対談。

 明治から現代までの思想家を分析。結構難しくてついていけない部分あり。

 共通するのは新自由主義が日本を破壊し、格差を拡大したという点。

 ぼくは意見が違う。

 政治思想には、米国の共和党やドイツのCDU、英国の保守党のように、市場メカニズムを大切にして、小さな政府を目指す思想と、社会保障とか最低賃金とか国民の生活保障を大事にする米国の民主党、ドイツの社会民主党とか英国の労働党とかがある。

 この二つの思想のバランスをとりながら、市場メカニズムを動かして、経済の成長、少なくとも経済が衰亡しないようにしつつ、経済の力をつけつつ、社会の底辺に対して、ナショナルミニマムを確保するという二つの思想が大事だと思う。

 日本の場合、民主党がこけてから、自民党が両方の思想をごっちゃに引き受けてしまったので、どこに力を
かけているのかわからない。全部力をいれているようだし、全部不十分な感じもしてしまう。

 この社会民主的な思想から、さらに地域の共同体やアソシエーションを通じて共助や自助といった話もでてくると思う。

 学者でいうと、経済学者は市場メカニズムを大事にする思想に固まっているし、政治学とか法学とか社会科学のほかのグループは、社会民主的な思想に固まっている。

 学者も極端だと思う。何事も世界の政治思想をみつつ、バランスをとることが必要。新自由主義を否定することから何もはじまらないと思う。

 ちなみに、この純粋たる自由主義と社会民主主義の軸と、対外的な姿勢もぐちゃぐちゃに組み合わさっているので、よけいわかりにくい。例えば、日本は保守だと親米だけど、これって論理的なのかな、本当は内心おもしろくないんだと思う。

 対外関係についても、一つ前のブログで書いたけど、日本が独立を保ちつつ、協調路線を歩むためには、覇道をとなえたりして危なっかしいけど、アメリカとの同盟を基本としつつ、相手から軽んじられない程度の戦力を持ちつつ、経済や文化などの交流で、東アジア、東南アジアとの交流を高めるという柔軟な姿勢が大事だと思う。反米、反中国、反韓国、全部おかしいと思う。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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