井川意高『熔ける』を読んで、やっぱりカジノ合法化には賛成できない。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/01/10

井川意高『熔ける』を読んで、やっぱりカジノ合法化には賛成できない。

熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録
(2013/11/13)
井川 意高

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 キンドルの日替わりセールで購入。

 大王製紙の社長の井川氏がマカオとシンガポールのカジノで100億円以上すって、会社に損害を与えた懺悔録。

 まず、井川氏は、この本を読む限り、経営者としては創業者3代目として一生懸命やっていたし、かなりゆうのうだったということ。

 ただし、創業者2代目のストレスから、カジノにはまっていく。

 ここで大事なのは、カジノ会社側でも大金持ちをVIP待遇の部屋につれていったり、無利子で何千万円とお金を貸し付けて、法外な賭に誘導していったということ。それは、億以上の金をすっても、時々かって、最後に大負けするまで特定のカジノに通い詰めてもらうのが、一番カジノ会社はもうかる。

 ちなみに、本人も収監直前に精神科医の診断を受けているが、アルコールとギャンブルの依存症と診断されている。

 精神病に診断マニュアルのDSM-IVーTR(新訂版)では、p228に「病的賭博」として、10の要件のうち5つあたれば病的賭博にあたるという。井川氏の懺悔録をみるとまさにこれにあたっている。

 結局、井川家は、井川氏の賭博のため、創業以来の株をすべて売却して、その損失をうめ、井川家は大王製紙から追放される。

 カジノは、結局、自分の会社がもうけること、お客が金をすることを目的にシステムができている。

 こんな、あぶく銭を求めて人を集める、それが地域活性化につながるからといって、日本でそれを合法化する必要があるのだろうか。

 日本の経済がちゃんと成長するには、みんなが額に汗して働く、その勤勉さが大事だと思う。自分は田舎もので古いかもしれないが、日本人のギャンブル依存症を誘発するような制度化にはどうしても納得がいかない。

 ぼくは、パチンコだって、毎年、真夏に赤ちゃんをクルマの中にいれていて、母親がパチンコで我を忘れて子どもが死亡する事故を聞くたびに、変な商売が事実上合法化されているんだなと思っている。

 もちろん、アメリカの禁酒法の失敗も知っているが、それでも、カジノを合法化することが、本当に日本のためになるのだろうか。目先の手っ取り早いお金もうけに走っていないか。
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佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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