彭丹『中国と茶碗と日本と』を読んで、中国人の目からみたすばらしい日中文化比較論。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/01/14

彭丹『中国と茶碗と日本と』を読んで、中国人の目からみたすばらしい日中文化比較論。

中国と 茶碗と 日本と中国と 茶碗と 日本と
(2012/08/31)
彭 丹

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 中国人で日本に留学してきた彭丹さんが、茶の湯とか禅とか経験していて、様々なところに中国文化が日本に残っている、中国で廃れている文化や文物が日本に残っていることを経験。

 特に、茶碗については、中国の茶碗が国宝になっていて、それって、日本人、変って思わないのかとか、中国でむしろ不吉なものとして避けられていた窯変という偶然にできた模様のある茶碗を日本が大事にしていること、珠光青磁という中国では日用品扱いのものが茶の道具として大切に扱われていること、など、中国人ならではの指摘をしている。

 著者の結論。「中国文化は古いものを消去して、新しいものを生み出す破壊的革命的な創造法であるのに対して、日本文化は古いものを繰り返し使い、そのたびごとに新しい創造を加えていくという継承的改良的な創造法である。」(p285)

 最初には、この本で扱う茶碗のカラー写真がついていて、茶碗に素人でも理解できるし、中国人の彭丹さんの柔軟な日中文化の比較の議論にどんどん引き込まれていく。

 日本文化っていいながら、大部分は中国のもの、中国の改良品だということがよくわかる本。
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佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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