苅谷剛彦『知的複眼思考法』を読んで、納得感多い。単なるハウツーものではない。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/01/16

苅谷剛彦『知的複眼思考法』を読んで、納得感多い。単なるハウツーものではない。

知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社プラスアルファ文庫)知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社プラスアルファ文庫)
(2002/05/20)
苅谷 剛彦

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 単なるハウツーものではなくて、丁寧にものの見方考え方を解説していて納得感あり。

 ちなみに、著者は教育の不平等分析でも有名。

(1)夫婦同姓は、日本でも案外と新しいものなのである。  日本でも武家社会では、夫婦別姓が長く続いてきた。明治三一年の民法施行までは、結婚によって女性が姓を変えるということはなかったという(箕浦康子「大学は新しい文化の発信基地になれるか?」『東京大学学内広報』No.一〇五七)。(位置No. 492-495)

(2)複眼思考とは、ものごとを単純にひとつの側面から見るのではなく、その複雑さを考慮に入れて、複数の側面から見ることで、当たりまえの「常識」に飲み込まれない思考のしかたです。したがって、ひとつの問いを複数の問いに分解し、それぞれのつながりを考えていく方法を身につけることによって、私たちは複数の視点を得ることができるようになります。(位置No. 1419-1422)

(3)こうしたキーワードは、容易にマジックワード(魔法のことば)に変わる。つまり、魔法の呪文のように、人々の考えを止めてしまう魔力を持っているのだ。これこそ、単眼思考の典型のような思考法につながる。(位置No. 1935-1937)

(4)いちばん大切なことは、やはりものごとを鵜吞みにしない態度、ステレオタイプ的な解答に出会ったら、「ああそうか」とやり過ごさずに、ちょっと立ち止まって自分のことばで考え直してみるという姿勢です。(位置No. 2996-2998)

なかなか、いいこと言ってるでしょ。(3)のキーワードは平和憲法とか民主主義とか大上段に掲げたことばを言った途端に議論が止まることを言っています。こういう言葉を発して、相手を圧倒するテクニック結構使われてますよね。

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Triumph of the City (Glaeser, Edward)
- 位置No. 305-306のハイライト |作成日: 2014年1月14日火曜日 17:47:42
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佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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