イザベラ・バード『新訳日本奥地紀行』を読んで、明治11年の日本の普通の生活がリアルにわかる。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/01/20

イザベラ・バード『新訳日本奥地紀行』を読んで、明治11年の日本の普通の生活がリアルにわかる。

新訳 日本奥地紀行 (東洋文庫)新訳 日本奥地紀行 (東洋文庫)
(2013/10/12)
イザベラ バード

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 これも日垣古典塾で参加者の一人が推薦していた本。

 イギリス人の女性の著者が、明治11年に、横浜から新潟、会津、津軽、函館、蝦夷とまわって、日本のまだ近代化されていない日本の奥地の状況を妹への手紙の形で、文章にまとめている。

 特に、彼女のデッサンを中心とした挿絵がすばらしい。自分は東洋文庫で読んだが、挿絵だけでもちらちらみる価値がある。

 人力車をひく日本人とか、路傍の茶屋、日本の馬の姿(彼女は駄馬といっている)、あとアイヌの入れ墨、住居など、今みても生き生きとしている。

 彼女の全体としての日本の印象は、日本の住居のプライバシーのなさ、部屋ののみ、道路事情の悪さなどを指摘しているが、全体として好印象をもっている。

 静岡県人としては、日本のお茶について、香りも味もすばらしいといっているのがうれしい。(p85)

 しかし、食事には苦労したようで、ごはんと豆腐に練乳をかけて、時々卵がつくぐらいで、あとはほとんど口にあわなかったよう。よく、これで道なき道をいって北海道まで旅したものだと思う。

 ちなみに、東洋文庫は、昔なつかしい箱入りでかつ布張りの装丁、がっしりしていて、こういうリアルの本をよむとほんとに安心する。儲かりそうもないが、こういう良著をこれからも出版し続けてほしい。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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