五十嵐敬喜ほか『建築革命』を読んで、最初からけんか腰だと役人も読んで学ぶ気にならないよ。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/01/22

五十嵐敬喜ほか『建築革命』を読んで、最初からけんか腰だと役人も読んで学ぶ気にならないよ。

建築革命―偽装を超えて「安全」で「美しい」まちへ (KJブックス)建築革命―偽装を超えて「安全」で「美しい」まちへ (KJブックス)
(2006/12)
五十嵐 敬喜、耐震偽造から日本を立て直す会 他

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 FB友達の下村さんの推薦。

 建築偽装問題を受けての建築基準法の改正案と建築士法の改正案に対して、激しく非難している。

 全体といて、国の役人、特に住宅局の役人に対して、激しくけんか腰。「実務をしらない官僚の作文」(p125)とか言い放っている。

 そんなこと言ったら、法律の緻密な構成やそれを買えるための内閣法制局の議論、政治家の根回しの大変さも知らない学者や建築家とか、言い合いになっちゃう。

 僕は、同じくFB友達の相澤さんにも教えてもらったのだが、やはり、意見が違うひととも、コミュニケーションをする、したいんだ、という願いがこもっていないと、本当にキーマンに伝わらないと思う。

 もちろん、民間建築確認機関の問題もわかる。自分は民間建築確認機関ができてから、県や市の建築職の採用がへってしまったり、建築部局に手数料が入ってこなくなって、予算が削られた苦労はよく知っている。

 また、今の集団規定では、都市計画が想定していなかった巨大な建築物が、敷地が突然まとまったり、また斜面をつかったりするとできてしまうこと、地下室の問題など、建築学会が指摘しているように問題は理解しているし、もし建築基準法に関与できる立場になったら、組織の中で改善も議論したいと思う。

 あと、「建築許可」という制度にしたらなんでも解決できるわけではないと思う。イギリスのような計画許可にした場合には地方公共団体が相当の実力と政治的な強さを持っていないと、逆に乱開発になってしまうと思う。市街化調整区域の開発許可の現場は、開発業者やその他社会的問題のある団体の圧力で今でも非常に苦労している。それを全部の建築行為に当てはめて、今の地方公共団体の建築職の数でやっていけるのか。

 これから、国も地方も予算も組織も財政の観点から縮小していく。その苦しさを前提にしてみると、建築許可とかいわれても、本気で考える人はあんまりいないと思う。

 もっと、地方公共団体の職員の意見とかきちんと反映して提言をとりまとめることが大事。

 それと最初に戻るけど、関係者、自分の意見に反対の人にも接触してコミュニケーションをしたいという気持ちをもって提言をしてほしい。

 それが現実を買えているのだと思う。反対のための反対では何もかわらない。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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