『士業・専門家の災害復興支援』を読んで、士業の方々の復興支援の努力に頭が下がる。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/02/08

『士業・専門家の災害復興支援』を読んで、士業の方々の復興支援の努力に頭が下がる。

士業・専門家の災害復興支援 (クリエイツ震災復興・原発震災提言シリーズ)士業・専門家の災害復興支援 (クリエイツ震災復興・原発震災提言シリーズ)
(2014/01/23)
阪神・淡路まちづくり支援機構付属研究会

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 今年に入って、初めての東日本大震災復興の関係の本。津久井先生からの献本。

 発災直後からの、弁護士、税理士、建築士などの、涙ぐましいボランティア的な応急活動、復興活動への支援の記録。

 自分としての課題と考えた点。

(1)専門家の支援について、国や地方公共団体ともっと連携して進める枠組みが必要なこと。そのためには、平時からこのような災害支援の団体と国、例えば内閣府防災などが協定を結ぶといった事前の取り組みが必要。

(2)国からの専門家支援が地方公共団体の長の同意を前提にしたため、地元の反対意見をおそれた市町村長が同意をせず、専門家派遣が十分に活かされなかった現実をどう評価するか。本来は、阪神・淡路の時の神戸市のように、むしろ反対運動を住民合意形成のプロセスと考えて専門家を地元グループに派遣することを自ら応援するようになってほしいが、現実は、すでにのべたとおり。現実は現実とうけとめて、国の責任で、専門家の支援を独自に判断すべきかどうか、の制度改善の検討が必要。また、どたばたで、専門家派遣の支援の制度が内閣官房の都市再生本部事務局でもっているが、本来は復興庁に一元化すべきではないか。

(3)この本では、特に、応急時での専門家支援の部分が多いが、復興段階までシームレスに地元に対して専門家支援をする必要がある。その場合には、土地区画整理士とか都市計画コンサルタントのような知識が重要になってくる。この手の職種は現実にはコンサルタントに属しているので、お金がないと動けない。その意味でも(2)の課題に戻ってくる。

 いずれにしても、3.11から3周年になりつつある今、復興関係の出版のすくなく、新聞の露出もすくなくなっている今の時点で、新しく5冊目になる震災復興・原発災害提言シリーズを刊行された関係者の努力に感謝したい。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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