宮田隆『分子からみた生物進化』を読んで、最新の分子生物論の一端が感じられる。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/02/11

宮田隆『分子からみた生物進化』を読んで、最新の分子生物論の一端が感じられる。

分子からみた生物進化 DNAが明かす生物の歴史 (ブルーバックス)分子からみた生物進化 DNAが明かす生物の歴史 (ブルーバックス)
(2014/01/21)
宮田 隆

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 HONZの推薦。

 分子生物学は、遺伝子工学の進歩を踏まえて、遺伝子の突然変異の出方から、進化で近いといわれている様々な動物との遺伝子の近さ、突然変異の多少を分析することによって、従来の化石の形態からみた生物の進化論に大きな新しい知見を示している。

 例えば、ついに、ネアンデルタール人からDNAを抽出することができ、現在の人類には一部ネアンデルタール人の混血がまじっているらしい。

 また、化石学者は無意識にオラウータンなどの類人猿と人間の分岐をできるだけ、昔、縦江波2000万年前とか設定していたが、分子生物学の知見からは、500万年までにしかさかのぼれない。

 また、進化の過程で、むしろ一度身につけた形態を退化させた生物などは、より原始的なものに分類されがちだが、例えば、海綿は、脊椎動物だが、成虫になると脊椎を失ってしまうので、軟体動物のようだが、脊椎動物の仲間である。

 社会科学の観点から広く世界の歴史をさかのぼることは、欧米人は好きだが、日本人が自然科学の分野から、過去を大きくさかのぼった、新しい歴史を語りつつある。

 こういう悠久の歴史を考えることは休日に最もふさわしい読書からもしれない。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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