林泰義編『市民社会とまちづくり』を読んで、10年前のまちづくり活動と今のまちづくり活動が全然進歩がないのにちょっとがっくり。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/02/18

林泰義編『市民社会とまちづくり』を読んで、10年前のまちづくり活動と今のまちづくり活動が全然進歩がないのにちょっとがっくり。

新時代の都市計画 (2)新時代の都市計画 (2)
(2000/05)
伊藤 滋

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 理科大の宇野先生からの推薦で、平成12年というだいぶ古い本を棚から取り出して、読み直してみた。

 市民活動という、まちづくり活動って、むしろ阪神淡路大震災の時やその直後ぐらいの方が、活発だったような気がして、ちょっとがっくりくる。

 法律は、都市計画提案が制度化されたり、まあ、これはまだ施行されていないけど、地区防災計画の提案制度とか造ってきたけど、地域のまちづくり活動はなんか細ってきているような気がする。

 一つの原因は、国や県、市町村の財政難や職員の削減で、地域のまちづくり活動支援のような取り組みへの金銭的援助や、専門家の派遣のような技術的援助をやっている余裕が行政になくなってきていることがあると思う。

 ただし、このような行政が種まきしているまちづくり活動は、やっぱり本物ではないから、行政の金がつきてきたり、行政職員が疲れてくると、だんだん衰退していく。

 また、広域合併の結果として、将来的には地区単位で行政が面倒をみることを不可能にしていくだろう。

 ここは、制度の方が市民より先にいって、一定の地区の環境を守るものは、地区の住民で決めてください、というぐらいのドラスティックな地区単位の権限委譲が必要なのかもしれない。

 そういう前向きの行政、積極的なまちづくりをしない市町村からは、若者が去って行く、企業が去って行くというぐらいの、突き放した態度が必要なのかもしれない。

 あとは、やっぱり地域の法人、まちづくり会社がちゃんと利益をあげながら、公益的な貢献をしていくような仕組みの方がいいんだろうと思う。補助金にたよらず、本当に自分でリスクをとって利益をあげつつ、公共施設も同時に管理し、利用していくといった、従来のNPOの枠をこえて、自己発展的な法人組織、小さな法人組織を育てていくことが大事だと思う。

 行政が面倒をみる市民活動からは、もう卒業して、自由に地区、地域で活動してもらう、そういう自立的な活動を応援していく、その環境を整備していくしかないなと痛感した次第です。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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