舛添要一『憲法改正のオモテとウラ』を読んで、舛添氏は立憲主義をきちんと理解している。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/02/24

舛添要一『憲法改正のオモテとウラ』を読んで、舛添氏は立憲主義をきちんと理解している。

憲法改正のオモテとウラ (講談社現代新書)憲法改正のオモテとウラ (講談社現代新書)
(2014/02/19)
舛添 要一

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 舛添さんとは仕事がら直接話したことはない。自民党本部で当時の片山虎之助先生にくっついて歩きながらレクしているのをみて、随分、卑屈な感じで話す人だなと思った記憶がある。

 この本は、小泉政権時に自民党新憲法起草委員会で事務局次長をつとめ、実際に法文化の作業をされた経験を踏まえて述べている。

 大事がことは、舛添氏が、憲法は、法の支配、すなわち権力者を国民が縛るものという立憲主義をきちんと理解していること。当然、天皇や国会議員などの公務員が憲法を遵守する義務を規定した第99条は存置すべきとしている。

 また、全文で、復古調な言葉使い、伝統や文化などの価値観の分かれる言葉をつかうべきではないとしている。これは、両院の3分の2の賛成をえるためにも必要といっている。

 自分はそれ以上に、多くの国民の多様な意見を反映した形での憲法改正、社会的包摂性のある改正を考えるという観点からも特定の復古的な考え方を憲法前文にいれるべきではないと考える。
 
 また、家族については、国が保護するということを書くべきで、相互に家族が扶養に扶助するとういのは、家庭内の道徳の問題で憲法の扱うべき問題ではないと考えている。

 きちんとした憲法教育を受けた人間であれば、当然と思われることが、今の第二次というか最新の憲法改正案ではないごしろにされているのではないか、という指摘について、憲法学者など法律関係者はもっと声を上げるべきだろう。

 ちなみに、私は、憲法第99条に基づき、国家公務員は憲法を遵守する義務を負っており、採用のときにも宣誓しているので、現行憲法を遵守する立場です。
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佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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