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2014/03/12

小谷部育子ほか『第3の住まい』を読んで、形ではなく、共同で住む観点から考えるとコレクティブハウジングももっと進むと思う。

第3の住まい-コレクティブハウジングのすべて- (住総研住まい読本)第3の住まい-コレクティブハウジングのすべて- (住総研住まい読本)
(2012/06/30)
小谷部 育子、住総研コレクティブハウジング研究委員会 他

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 住総研の講演会で安く販売していたので購入した本。

 コレクティブハウジングの本。

 実は、兵庫県庁の時に、災害公営でつくったコレクティブハウジングをみて、これは、持続しないなと思っていた。一人の親切なおばさんの善意に共同作業は頼っていて、住民は公営住宅だからだんだん代わっていってしまう。そしてその親切なおばさんの負担がどんどん重くなる。

 この本は、賃貸住宅に共用の洗濯機、台所、テーブル席があって、当番で食事を作ったりしていて、あいているときには外部のお客さんと会議をしたり、夜10時までは飲み会にも使えるという理想的なコーポラティブハウジング。

 ぼくは、この概念+シェアハウスの考え方が、UR賃貸住宅の再生に使えないかと思っている。

 ただし、進め方は、建築設計からはいるのではなく、従前の空間を利用して、共同して住まうという形を少しずつすすめたらいいと思う。

 例えば、4,5階だての階段室型の古い賃貸住宅(耐震性性能はあるものに限る)について、空き地に簡単なプレハブをたてて、そこを住民共同で管理してもらう。碁会所にしてもらってもいいし、子どもの遊び場にしてもらってもいい。そうやって仮設でお金をかけずに、共同の空間をみんなで考えてつくってもらう。

 そして、住戸の中も入れ替わるたびに、青木純さんが実践しているように、UR負担で壁紙を居住者の好きな柄に貼り替える、その費用は家賃で回収する、また、シェアハウスも薦める、といった住まい方を、あまり金をかけずに、それでいて住民が愛着のある、そしてふれあいのある空間にUR賃貸で、実験できないか。

 この本でも、定期借地であれば採算にあうというから、本当は、賃貸住宅の建て替えでも対応可能かもしれない。

しかし、建て替えといったドラスティックな方向にいく前に、従前の建物のままで、共生型の住まい方の実験ができないかな。

 もう、URとか住宅供給公社でやっているかもしれない。

 おもしろい実例があれば教えてください。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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