Gates"DUTY"を読んで、米国国防総省の長官の優秀さは目をみはるものがある。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
pagetop

2014/03/20

Gates"DUTY"を読んで、米国国防総省の長官の優秀さは目をみはるものがある。

Duty: Memoirs of a Secretary at WarDuty: Memoirs of a Secretary at War
(2014/01/14)
Robert M Gates

商品詳細を見る


たまには洋書を読むかと思ってキンドルで購入。

 ちなみにキンドルはわからない単語があると、さわると、和訳がでるので洋書をよむのに便利。

 この本は、ブッシュ(子どもの方)とオバマの両方に使えた国防総省の長官のゲイツの自伝。

 オバマに厳しめに書いているというので、日本語でもコメントが確かでていたと思う。

 一番印象に残ったのは、ゲイツの3軍の長としての優秀さ。ゲイツは直前は大学の学長をやっていて、その前はCIAの長官。いわば文官の扱いだが、制服組を相手に、戦略はもちろん、戦術の面でも踏み込んだ議論をしている。日本の歴代防衛大臣などに比べても、文官統制のレベルが格段に違う。アメリカは議院内閣制ではないので、ちょっと日本と比較できない部分があるが、民間側にこれだけ軍隊の組織から戦術、武器、そして予算づけなど詳しい人がいるという事実が、ちょっと信じられない。

 次にゲイツがいつも嘆いているのが、オバマになってからの大統領府のNSCスタッフが細かな軍事作戦に口出ししてくること。日本もNSCをつくったが、だんだん事務局スタッフが増えて今では300人もいるという。これだけいれば、余計な仕事をするはずだ。国務長官のクリントンも同じようにNSCスタッフに苦情を言っている。

 最後に副大統領のバイデン。抑えめな表現ながら、オバマ政権のなかで相当にこまったちゃんというのがわかる。一生懸命、ゲイツがアフガン情勢とかイラク情勢を説明しても、影でオバマに軍はまったくあてにならないと吹き込む、ゲイツやクリントンの政策提言にことごとく反対する姿がよくわかる。

 実は日本も、相当バイデンには困っているかもしれないと思った。

 まだ、日本語訳がでていないうちに、読むとなんか少し機密的な情報を得たような気がして気分がいい。

 ちなみに、英語は極めて読みやすいです。

 これ以外の、最近はやりの英語もの、なんかご紹介いただけるとうれしいです。
スポンサーサイト
pagetop

コメントの投稿

非公開コメント

pagetop
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
電力使用状況&電気予報
プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。