ライウイッツ『脱出記』を読んで、ポーランド兵のソ連の過酷な扱いがわかる。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/03/24

ライウイッツ『脱出記』を読んで、ポーランド兵のソ連の過酷な扱いがわかる。

脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち (ヴィレッジブックス)脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち (ヴィレッジブックス)
(2007/11)
スラヴォミール ラウイッツ

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 成毛さんの『面白い本』の推薦。

 第二次世界大戦前に、ポーランドにドイツとソ連が侵略した際に、捕虜となったホーランド騎兵が、不当な裁判のあと、シベリアの収容所から歩いてインドまで逃げた本。

 本題は、その脱出の話にあるが、前半のソ連のポーランド捕虜に対する拷問と不当な裁判の実話がすざましく悲惨。

 その次の貨物車に入れられて、護送され、途中からは、鎖につながれて、シベリアの大地を歩かされて、1割以上のその途中で死んでしまい、そのまま放置していく話も、すざまじく悲惨。

 著者の脱走を、収容所の所長であるソ連の大佐の奥さんが手助けする話も、スターリンの時代の軍人の立場がよくわかる。

 そして、氷に覆われた収容所から7人が脱出、野生の動物を捕まえたりしながら、ときには、遊牧民に食事をめぐんでもらい、モンゴルやチベットでは結構手厚く食事をほどこしてもらう、しかし、ゴビ砂漠とエベレスト周辺の横断で、3人をなくしてしまう。

 最後の方では、雪男のようなものをみて、避けながら歩き続ける話もでる。

 最後に、インドに駐留しているイギリス兵に助けられる。イギリス軍は、極限状態を経験した人間の扱い方になれていて、すぐ、入院させて、激しい鬱状態や夢遊病者状態、パンをベットの下に隠すくせなど、乗り越えて、人格がようやく正常化していく。

 面白いというより、壮絶な本。そういう本がすきな人にはお薦め。ちょっと僕にはきつかった。

 
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佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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