『医学を基礎とするまちづくり』を読んで、いろいろ気づきはあるものの、まだ発展途上の感じ。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/03/28

『医学を基礎とするまちづくり』を読んで、いろいろ気づきはあるものの、まだ発展途上の感じ。


医学を基礎とするまちづくり Medicine-Based Town (文化とまちづくり叢書)医学を基礎とするまちづくり Medicine-Based Town (文化とまちづくり叢書)
(2014/01/10)
細井裕司、後藤春彦 他

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 これも美濃部くんの推薦。タイトルがすばらしい。

 内容は建築、都市計画系の学者と医学部の先生、そして情報技術系の先生が分担して書かれている。

 奈良県立医科大学にできた住居医学講座の研究をベースにしている。

 まだ、都市計画系と医学系がばらばらの感じがするが、今後もっと融合すると期待する内容。

 気づいた点。

(1)都市計画的観点から、医療弱者、特に、公共交通が撤退して、コミュニティバスやデマンドタクシーなどを試みているが、市町村財政が厳しく今後の対応があやぶまれていること。(p39)

 市町村財政の持続可能性という観点から、限界集落から名誉ある撤退をするのか、具体的な答えの記述はないが、みつけていかないといけない。

(2)宮崎市で無認可で空き家を活用したホームホスピス「かあさんの家」(p48)

 地域の空き家を利用して、地域で見守る、これにビジネスモデルで利益がでるようにできるといいと思う。善意だけではまわらない。

(3)地域包括ケアを統括する主体が、公立病院改革だと旧自治省、在宅医療とか特定機能病院の承認は厚生労働省、地域医療計画や地域医療支援病院は都道府県と、ばらばらになっている。(p138)

 きっと、国立大学病院だと文部科学省もでてくるのだろう。病院だけでも、厚生労働省、文部科学省、総務省がからむし、これに介護とか福祉関係施設がからむともっと複雑になる。

 どの分野も縦割りだが、この縦割りは、役人のぼくがみても複雑。

 ちなみに、医療とまちづくりという観点だと、よく言われる、歩くまちづくりは健康にいい、とか言う話は、きっとエビデンスがしっかりしていないので、記述は一切ない。そういう、日常生活によって健康を保ち、医療施設、福祉施設にできるだけお世話にならないで済むようなまちづくりのあり方も是非検討してもらいたい。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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