ナサー『大いなる探求 上下』を読んで、経済学者の伝記で経済学を学ぶ本です。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
pagetop

2014/04/08

ナサー『大いなる探求 上下』を読んで、経済学者の伝記で経済学を学ぶ本です。

大いなる探求(上) 経済学を創造した天才たち大いなる探求(上) 経済学を創造した天才たち
(2013/06/28)
シルヴィア・ナサー

商品詳細を見る
大いなる探求(下) 人類は経済を制御できるか大いなる探求(下) 人類は経済を制御できるか
(2013/06/28)
シルヴィア・ナサー

商品詳細を見る


 成毛さんの推薦。著者はニューヨークタイムズの記者。

 マルクス、マーシャルからフィッシャー、ウェッブ夫妻、シュンペーター、ケインズ、フリードマン、センと、経済学者の伝記を通して、簡単に経済学を学ぶ本。

 なんとなく、これだけでは経済学の中身はわからないけど、経済学がイギリス、アメリカ、そしてあんまり今は目立たないけど、ウィーンとドイツという三つの流れからいているのはよくわかる。

 経済学は、不況とインフレ、デフレという経済変動をどうやって穏やかにしつつ、明るい未来像を描くかという努力のたまものだし、まだ発展の途上にある感じ。まあ、共産主義や社会主義がだめなのは、歴史が証明してくれたが、どうやったら安定的な経済成長をし続けられるかについては、まだまだはっきりしない部分がある。

 しかし、最近のリフレ派と正統派の議論とかも、すでに過去行われてきた議論だということはよくわかる。

 経済学を勉強する導入書としてはいい本だね。
 
 おもしろいエピソード。

(1)新自由主義の亡者のフリードマンは最初はケインジアンだったこと。

(2)サッチャーが経済指針としてハイエクはウィーン学派だが生前はイギリスであんまり評価されなかったこと。

(3)フィッシャーは1929年の株価大暴落の予想を外して、非常に攻められたこと。

 個人的は、ハイエクの「隷従への道」、シュンペーターの「経済発展の理論」、ケインズの「一般理論」、フリードマンの「資本主義の自由」は、簡単に日本語で読めるので、この本のあとに是非読むことを薦めたい。
スポンサーサイト
pagetop

コメントの投稿

非公開コメント

pagetop
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
電力使用状況&電気予報
プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。