ブラッド・ストーン『ジェフ・ベソス』を読んで、アマゾンの創始者は相当変わった人、でも非常にアグレッシブ。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/04/08

ブラッド・ストーン『ジェフ・ベソス』を読んで、アマゾンの創始者は相当変わった人、でも非常にアグレッシブ。

ジェフ・ベゾス 果てなき野望ジェフ・ベゾス 果てなき野望
(2014/01/08)
ブラッド・ストーン

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 著者は別にベソスの了解をとって伝記を書いた訳ではないらしい。

 ジェフ・ベソスはアマゾンの創業者で現在も経営トップ。

 読んでいると、いつも高笑いをしているかと思うと、思いっきり部下を責め立てるという、創業者にありがちな極めて変わった人らしい。あまり、著者はキャラクターを好意的に描いていない。

 アマゾンに特徴的だと思ったこと

(1)アマゾンは創業時から相当の間赤字だったが、別に合理的な判断をして赤字をつづけたというよりも、規模をどんどん広げていった試行錯誤のプロセスで結果として赤字だった。ただ、アメリカの株式市場がどっここむばぶるだったので、資金調達ができた。そしてばぶるがはじける直前にヨーロッパで資金調達して、あやうく破産をまぬがれたこともある。

(2)顧客第一主義で、できるだけひろい範囲の商品を一番安く提供するのがモットー。そのため卸売り業者とも対立するし、卸売業者が安値販売を非難すると、それでは、その業者の商品のカートを削除するとか、類似商品を画面にだして売れなくさせるぞ、とか脅す。

(3)キンドルも、出版社には9.99ドルで売り出すということを隠して、電子本を集めて、あとから出版社を激怒させた

 こんな、激しい戦闘の経緯が描かれている。ベソスの奥さんがアマゾンのブックレビューで、自分の旦那はもっと優しい人だと書いたという逸話もあり。

 あと大事なのは、アップルとかGoogleは高い収益率をだしているが、アマゾンは極めて低い。これはベソスが意識的にやっていて、他業種が参入をあきらめるぐらい低い収益率でわざとビジネスをやっている。

 これは消費者にとってありがたい。また、本を読むと、アメリカでは生活雑貨とか家具とかもアマゾンがアルゴリズムで市場で最低価格を自動的につけるようになっているため、かなりのシェアをもっているようだが、日本で価格ドットコムなどで検索するとアマゾンが最安値というわけでもないし、自分もパソコンとか電器機器、文房具などは別にアマゾンでは買わない。

 もしかしたら、日本のアマゾンの戦略は、米国とは違うのか、それとも正体をだすと本とか卸してもらえなくなるので、正体をまだ隠しているのか。

 昨日の新聞ではアマゾンが携帯電話に進出するとの報道もあったが、いろいろアマゾンは市場秩序の破壊者として、これからも注目されそう。

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佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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