鈴木亘『社会保障亡国論』を読んで、厚生労働省は情報をオープンにして、本当に社会保障は持続可能なのかを国民に開示すべき。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/04/12

鈴木亘『社会保障亡国論』を読んで、厚生労働省は情報をオープンにして、本当に社会保障は持続可能なのかを国民に開示すべき。

社会保障亡国論 (講談社現代新書)社会保障亡国論 (講談社現代新書)
(2014/03/19)
鈴木 亘

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 鈴木亘先生は、新書でも何度か、社会保障、特に年金制度が危機的な積立金不足になっていて、抜本的改革が必要ということを主張している。

 この本も基本的な内容は同じ。例えば、今のままいけば、社会保障費は、2035年というわずか21年後には、国民所得の負担率が56.4%と、事実上負担不能な水準になるという。(p35)

 年金の積立金もアベノミクスによる運用改善を考慮しても2038年には枯渇するという。(p97)

 最近の社会保障費の国の予算でののびがすごくて、公共事業費は、最低限必要な長寿命化とか更新投資も滞り気味。

 その意味で社会保障の仕組みについては、関心があるのだが、これだけ悲観的な予想がほぼ経済学者の中では常識だという。

 これと厚生労働省がいっている100年安心年金との主張について、オープンな場で、きちんと情報を公開した上で経済学やと厚生労働省で議論してほしい。

 正直いうと、自分は、厚生労働省よりも経済学者の推計があっているような気がする。これだけ生産人口が減っていて、団塊の世代が年金もらうようになれば、賦課方式で年金制度が維持できるはずがないと思う。

 これって、漠然とした現役世代の不安感の底辺にあると思う。

 今のうちに社会保障制度を改善しておかないと大変なことになると思う。厚生労働官僚もしっかりしてほしい。次世代の若者に自信をあたえられるような制度設計をちゃんとしてほしい。

 自分はほかの経済学者の本も読んでみる。八代尚宏『社会保障を立て直す』小黒一正『アベノミックスでも消費税は25%を超える』とか。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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