馬立誠『憎しみに未来はない』を読んで、ほとんど違和感なし、この共通認識があれば日中間は変わると思う。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/04/24

馬立誠『憎しみに未来はない』を読んで、ほとんど違和感なし、この共通認識があれば日中間は変わると思う。

憎しみに未来はない――中日関係新思考憎しみに未来はない――中日関係新思考
(2014/01/29)
馬 立誠

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 確か、左海さんが読んでいた本。

 馬さんは、中国の人民日報で論説委員の役をやっていた人。

 「対日関係の新思考」という論文を『戦略と管理』という論文に発表。

 その大枠は、

1 日本が軍国主義国家になる可能性はない。

2 日本政府は何度も謝罪している。また、ODAで中国の発展を支援してくれた。

3 恨みを忘れて、前向きに未来志向をすべき。

 極めて穏当だし、日本人にも理解できるのではないか。

 尖閣の問題については、棚上げを主張していて、日本の従来の国境問題は存在しないとの主張とは異なるが、中国側がそう主張するのも、やむをえないと思う。ここは、台湾とおなじように、棚上げしてまず漁業協定を日中で結ぶといった妥協策を考えてもいいのではないか。

 唯一心配なのは、胡錦濤から習近平になって、このような理性的な判断ができるかどうかということ。

 人民解放軍がどんどん巨大化していって、鄧小平のような軍事あがりでない、中国政府のトップが共産党の軍隊である人民解放軍をきちんと押さえられなくなることを心配する。

 その意味でも、この馬氏のような理性的な主張については、できるだけ日本側でも理解をしめし、理性的な官僚や政治家、マスコミが中国に生き残っていくような日本の外交戦略が必要な気がした。

 一読の価値あり。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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