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2014/04/22

青木薫『宇宙はなぜこのような宇宙なのか』を読んで、最先端の理論物理学で、科学と神の境界が近づいている議論にちょっと驚く。

宇宙はなぜこのような宇宙なのか――人間原理と宇宙論 (講談社現代新書)宇宙はなぜこのような宇宙なのか――人間原理と宇宙論 (講談社現代新書)
(2013/07/18)
青木 薫

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 著者の青木さんは理論物理学者でかつ翻訳家。理論物理学好きの人は青木さんの翻訳は狙い目らしい。

 正直いって、最近の理論物理学って、ひも理論とか全くついていけない。この本もわかりやすく書いてあるが、なにせ、相対性理論でさえあやしい自分としては理解できているか不明。

 ただ、大学の教養でならったビックバン仮説が今はビックバン+インフレーション仮説として、ものすごく最初の一瞬に急激に膨張したという議論になっていること、宇宙というのは、理論的には無数にあるという仮説がでていること、無数にある宇宙というなかでたまたま自分たちが生きていることができる宇宙に人間が存在している、という議論になっていることを知る。

 この議論は、理論物理学では人間原理といって、何か神に近い存在が、そういう宇宙に生物をうみつけた、というような議論に近くて、それ自体は、近代科学以来、神と科学を徹底して切り離してきた科学者にとっては異端ではあるものの、完全に抹殺できないという状況になっているらしい。

 量子力学から理論物理学、理論宇宙学までを通して、一貫して、論理的に説明できないにもかかわらず、10のマイナス40乗という数字がいくつかの大事な分析で偶然にでてくることも、人間原理の存在を否定しきれない理由らしい。

 自分でもまとめていてよくわからないが、要はものすごいミクロを分析する量子力学から巨大な宇宙の歴史を分析する理論宇宙学との間を共通に分析できる物理学というのが存在しないことが原因にあるらしい。

 なんか、わかんないけど、壮大な議論だというのはわかるし、こういう壮大な議論を垣間見ることは、なんか気分のいいことだと感じる。
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佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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