アヤーン・ヒルシ・アリ『もう、服従しない』を読んで、遠い東洋の国からムスリムの女性の状況を心配する。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/05/17

アヤーン・ヒルシ・アリ『もう、服従しない』を読んで、遠い東洋の国からムスリムの女性の状況を心配する。

もう、服従しない―イスラムに背いて、私は人生を自分の手に取り戻したもう、服従しない―イスラムに背いて、私は人生を自分の手に取り戻した
(2008/09/30)
アヤーン・ヒルシ・アリ

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 ソマリアに生まれ、ケニア、サウジアラビアなどを転々と逃げ回ったのち、親に強制された結婚から逃げて、オランダに難民申請。

 オランダ国籍を取った後、努力してライデン大学の政治学の学士、修士を得たのち、イスラムの女性の状況改善の発言から、オランダ国会議員になる。

 そののち、イスラムの女性の待遇を訴えた、10分のドキュメンタリーの脚本を作製し、放映したところ、オランダ人の映画監督がムスリムに暗殺され、彼女も暗殺の危険から、アメリカに避難。

 現在でも、オランダがアメリカでの警護費用がだせないというため、危険なオランダに戻っているという説もあるし、フランスに逃れているという説もあるという。

 ムスリムの女性に対する、性器の切除の風習、一人では外出もできず、また、十分な教育も得られない、結婚相手も父親の指示どおり、氏族の許しがないかぎり、自らは離婚もできない。

 著者のアリは、移民社会であるオランダ政府に対して、「不寛容に対する寛容は臆病だ」といって、批判する。また、ムスリムの宗教学校は偏狭な女性蔑視の思想を教えることがオランダ国会議員時代に廃止すべきと働きかけたり、オランダ警察に、夫に殺された妻の数(名誉殺人)の統計を公表すべきと働きかけている。

 このような真っ当な活動をしている、知的な女性が、西洋諸国でも安全に生活できないという事実に驚く。

 リベラルで、女性の権利に関心がある人には是非一読を勧める。日本とは違ったレベルでの女性の権利の抑圧が現実にあることがよくわかる。

 
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佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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