鈴木浩ほか『地域再生』を読んで、すごく良い本だが、持続性という観点から「小商い」を薦めたい。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/05/26

鈴木浩ほか『地域再生』を読んで、すごく良い本だが、持続性という観点から「小商い」を薦めたい。


地域再生--人口減少時代の地域まちづくり地域再生--人口減少時代の地域まちづくり
(2013/08/23)
鈴木 浩、山口幹幸 他

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 FBでみつけた本。

 今、都市計画とか地域再生を最新の話題を扱っており、内容もすごく充実している。

 全体を通して、これからは各取組みの持続性、継続性がとても大事になる。その決めては「小商い」。要はきちんともうけて続けることにある。

 逆にいうと、役所の補助金とか、ボランティアの善意などではプロジェクトは長続きしない。また、役所の調査費頼みも無理がある。

 いいなと思ったプロジェクト。

(1)震災復興の事例で、気仙沼の小泉地区が、協議会を会社組織にまでして、資材の一括発注とかビジネスにのりだしたこと。(p247)

 これだけの地区がまとまっていたら、電力の一括買いとかいろいろとコストを下げてもうける方法がありそう。

(2)本庄・宮元 蔵の街プロジェクトで、蔵の保全のために残りの敷地を住宅用地として売却したこと。(p172)

 単純に全体を残すのは無理だから、蔵に集中して、それ以外のところを売却して利益をだしたところはうまい。これからは維持管理費をどうだすかだな。

(3)山万のユーカリが丘の宅地開発。これも長い時間をかけて少しずつ売っていって、まだ継続しているのはすごい。子育てサービスも、認可保育園ではなくて、独自の子育て支援サービスをやっているとこがいいと思う。(p209)

 最後の章の都市計画制度の課題の中ではやはり、都市計画の世界で独自に福祉、介護、医療に関係するプロジェクトを仕組んだ方がいいと思う。子育ても認可保育園では保育士の組合が強くてうまくいかないから、別の子育てサービスに乗り出すように、福祉とか介護、医療も、厚生労働省とは別の切り口からサービス提供をチャレンジした方がいいと思う。

 いつまでやっても、厚生労働省は変わらないから、別の切り口からせめて、類似のサービスを提供していったらいいと思う。

 とてもいい本だが、いつもの都市計画技術論やコミュニティアーキテクチュアといっても継続性、持続性がでてこないし、長続きしないので、「小商い」の仕組みを考えていきたいと思う。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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