喜多俊之『地場産業+デザイン』を読んで、これが本当の日本の文化力だと思う。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/06/01

喜多俊之『地場産業+デザイン』を読んで、これが本当の日本の文化力だと思う。

地場産業+デザイン地場産業+デザイン
(2009/07/24)
喜多 俊之

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 日本の一流のデザイナーの喜多さんと伝統産業とのコラボ。

 表紙の写真は、輪島塗のボウルとボウルになるふた。写真でみるととても美しいし、質感がいい。

 美濃和紙の照明、鯖江の時計、燕のカトラリー、小田原の寄せ木細工、有田の磁器。どれも、伝統技術と新しいデザインが融合している。

 そして、喜多さんは、世界をマーケットにして、それを具体的に売って、商売を成立させている。

 そして、補助金はいらない、補助金を使うと未来がみえなくなる、(p157)と言っている。自分のお金で、デザイナーデザインを提示し、職人は自分のリスクで最善をつくし、どうやって中国とかの粗製濫造製品と差別化できるか、また、欧米の高級品とも差別化できるか、そして、それがビジネスに成り立つ価格で提供できるか、を必死に考える。

 こういうプロセスに補助金は麻薬だと思う。

 必死に解決策を民間のベースで作り出した人に利益が生まれる。

 これが、日本の持っている伝統産業の文化力だと思う。

 法律で伝統産品の指定をして、文化行政とかいっていて、結局、どんどん伝統産業が衰退しているのを放置しているのでは、なんにもならない。

 こういう伝統産業を愛し、そして自分のデザインにも厳しい、商業デザイナーを、ちゃんとまっちぃんぐすること、これには一切お金はいならい。いるのは、情報力と足と誠意だけ。

 そういう気概をみせろ。文化行政。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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