近藤和彦『イギリス史10講』を読んで、イギリスは19世紀から貿易収支は赤字だったと知ってびっくり。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
pagetop

2014/06/05

近藤和彦『イギリス史10講』を読んで、イギリスは19世紀から貿易収支は赤字だったと知ってびっくり。

イギリス史10講 (岩波新書)イギリス史10講 (岩波新書)
(2013/12/21)
近藤 和彦

商品詳細を見る


 スペインに観光旅行行ってから、しばらくヨーロッパの各国史を読んでいる。

 ちょうど、第一次世界大戦100周年にもあたっていて、新刊も多い。

 このイギリス史は、ちょっと変わっている。なんとなくしかわからないけど、現代史になると結構極論をいっている。

 サッチャーをぼろかすに言ったりしている。それはそれで刺激的。

 一番驚いたのは、産業革命で石炭をエネルギーにして紡績とか製造業が増えて貿易黒字になっていたのかと思ったら、イギリスはもう19世紀には貿易赤字、経常収支黒字で、金融でくっていたということ。(p235)

 現在の金融で生きるという戦略はずっと続いていたんだと思う。確かにロスチャイルドの息子の一人は確かロンドンに移住したはず。リスク分散としてはロンドンはありえたのだと思う。

 先日、保守主義の思想家の本を読んだが、イギリスのバークはフランス革命の悲惨さ、過激さとイギリス革命の穏当さを比較しているが、一時的とはいえ、1649年のクロムエル政権下では王を殺したりしているので、あまり保守主義的観点からはほめられたものではない。フランス革命があった18世紀にはイギリスは安定した政治情勢にあったことは確かだが。

 あと、複雑だから、簡単に総括できないが、アイルランド、スコットランド、ウェールズの関係も言葉、宗教などが異なっていて、難しい。今、イギリスはスコットランドの独立の是非を問う住民投票を行おうとしているが、経済的にはただでさえ衰退傾向のイギリスがさらに分裂するなんてありえないと思うが、歴史的にはむしろ争ってきた歴史。

 小国となったイギリスならではの難しさがある。

 最後に、イギリスは第一次世界大戦の方が圧倒的に自国民が死んでいる。(軍人で第一次89万人、第二次38万人)。イギリスは第一次世界大戦ではフランスと一緒にドイツ帝国と戦ったから陸軍での死亡者が多いのだと思う。日本人から考えると、わかりにくいが、第一次世界大戦の影響をきちんと理解いておく必要がある。
スポンサーサイト
pagetop

コメントの投稿

非公開コメント

pagetop
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
電力使用状況&電気予報
プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。