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2014/06/06

米山秀隆『空き家急増の真実』を読んで、中古流通促進はそうだが新築抑制は本当か?

空き家急増の真実―放置・倒壊・限界マンション化を防げ空き家急増の真実―放置・倒壊・限界マンション化を防げ
(2012/06/02)
米山 秀隆

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 人口減少時代に入れば、空き家が増えるのは当然。びっくりする話ではない。

 ただ、空き家が崩壊しかかったりして、外部不経済を発生するとなると、政策が必要となる。

 基本は所有者に義務を課して、それを実行しなければ代執行で取り壊し。費用はもちろん所有者に請求して、子腹な分ければ土地を競売にかける、というのが筋だと思う。

 別に甘やかして、公費で空き家の取り壊しとかやりだしたら、モラルハザードになる。若干の撤去助成をしてもいいけど、本来自己負担でやるという原則の範囲内でやるべき。

 中古流通は、結局、流通コストの問題。価格ドットコムのようにネットで全国の物件が比較検討できるようになれば、一気に流通量が増えると思う。中古流通の費用で楽して安定収入を得ている町の不動産屋のビジネスを越えて、自然とそういう大規模なネットビジネスがでてくると思う。昔のめがねやさんと同じ。もしでてこないのなら、無駄な参入障壁を疑うべき。

 新築抑制は一瞬そうかと思ったが、空き地を有効利用するのも新築だし、崩壊しかかっている家を除却して建て直すのも新築だから、空き地空き家対策として新築支援を一方的にやめるべきとはいえないと思う。中古と新築をイーブンに扱えばいいはず。

 実際には、規制とか意図的に支援措置を切らなくても、新築は減ってきているし、最近では特に戸建ての新築が減っている。空き家がでる背景には、人口減少もあるし、若者世帯の所得減少やヤンキー的考え方などいろんな背景があるが、もう、新築は増えないと思う。

 無理して、住宅メーカーが自転車操業で新築を続けても、売れないだけ。そういう空き家は新しいから、借り上げて、公営住宅にしたり、保育所の規制をうけない、任意の子育て施設にしたり、いろんなことができる。

 市場メカニズムは厳しく反応し始めていると思う。ただただ住宅を作り続ける会社は生き残れない。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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