香坂玲編『地域のレジリエンス』を読んで、改めて、3.11のときのボランティアや業界団体の自主的救援活動は素晴らしかったと思う。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/06/11

香坂玲編『地域のレジリエンス』を読んで、改めて、3.11のときのボランティアや業界団体の自主的救援活動は素晴らしかったと思う。

地域のレジリアンス―大災害の記憶に学ぶ地域のレジリアンス―大災害の記憶に学ぶ
(2012/05/28)
香坂 玲、松田 曜子 他

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 2年ほど前の本。タイトルの東日本大震災とか、復興とかなかったので気がつかなかった。

 改めて震災直後の応急活動の実態を学べたのは、自分に気合いを入れる意味でも大きかった。

 まず、東邦ガスの方々の仙台のガス会社への復旧支援。これがまったく業界団体の自主的な組織行動で行われているのがすばらしいと思う。どこにも資源エネルギー庁とか地方経済産業局とかでてこない。自主的に組織を立ち上げて、全国的にガス会社のネットワークで支援にまわる。

 これからは、公助に頼らない、自助、共助、特に企業やボランティアの自主的活動がとても大事にあるのでとても心強い。

 登米町の森林組合の竹中さんの木造仮設住宅の話もいい。宮城県が仮設住宅建設に木造仮設を拒否した話も恥ずかしながら初めて知った。岩手県とかちゃんとやっていたので、宮城県もうまくやっていたのかと思っていた。

 地場の産業と被災者に現金を落とすという意味でも木造仮設はとてもいいと思う。内閣府か復興庁かわからないが、この時点で仮設の耐久性、居住性能を調査して、今回のような林業が盛んな地域での被災については、木造仮設を第一、足りない部分はプレハブというように優先順位をかえてもいいと思う。ちゃんとした調査ってあるのかしら。

 ないなら自分でやるか?

 名古屋市の土木屋なのに、まず、事務屋として福祉部局に派遣された山田さんの話もいい。こういう市町村の相互連携というのは、国が決める連携とは別に冗長性という観点から姉妹都市とか保養所があるとかいった関係から重層的にできているのが大事だと思う。その意味でも名古屋市がすぐに陸前高田市の行政事務全体を助けにいった事例もすばらしいと思う。

 いまごろ、また、応急体制の新しい発見をしていて、なんとなく3.11の応急体制については理解していた自分を恥ずかしく思う。もっと学び直さないといけない。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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