高橋寿一『地域資源の管理と都市法制』を読んで、都市計画法復習中、第四弾。マニヤック。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/06/20

高橋寿一『地域資源の管理と都市法制』を読んで、都市計画法復習中、第四弾。マニヤック。

地域資源の管理と都市法制―ドイツ建設法典における農地・環境と市民・自治体地域資源の管理と都市法制―ドイツ建設法典における農地・環境と市民・自治体
(2010/02)
高橋 寿一

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 清水千弘先生に、最近のドイツの建設法典の勉強をしたいのですが、と質問したら、高橋寿一先生の名前がでた。

 あれっと思って本棚を探したらでてきた本。ちゃんと読んでいて、付箋とかついているのに、内容は失念している。頭悪いな。

改めてもった問題意識。

(1)2007年に法改正が行われ、「投資の促進」と「都市の持続的発展」が目指された。(p131)

 外から内部に移転する場合には,Bプランの策定手続きの簡素化、迅速化が図られたという。このあたりはもっと知りたい。また、最新の建設法典でも投資の促進とかうたわれているのだろうか?

(2)VEP制度(事業・地区施設整備計画)の導入。

 Bプランに基づく都市開発という原則をはずし、Bプランにかわる条例の内容については、Bプランに対して定める建設法典の規制は適用されず、市民参加も限定的。(p98)

 VEPの具体的な図面もどこかの本か論文で読んだ記憶があるのだが、みつからず。この制度も今どうなっているのっか。

(3)都市建設契約(p253)

 日本の宅地開発指導要綱のような役割を果たしているようだが、例えば、再開発のような現場でも、Bプランの変更とかVEPの活用に合わせて、様々な行政と開発事業者との契約なり約束があると思う。それを透明性を増すと言う観点からきちんと位置づける必要はないのか。その意味で、契約的手法の建設法典での位置づけをもっと知りたい。

 そのほか、環境法の影響をうけて、Bプランに環境影響評価をそもそも位置づけるという発想もおもしろい。日本の場合、都市計画アセスは都市計画決定権者が行うのに、アセス法に根拠があって、都市計画法にでてこない。これは法律の一覧性とか都市計画手続きを行う県や市町村の職員にも不便だと思う。

 全体として、高橋先生がドイツの規制緩和路線に批判的なのはわかったが、それを受けて、今のメルケル政権では規制緩和の動きはどうなっているのか、是非知りたい。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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