秦郁彦『統帥権と帝国陸海軍の時代』を読んで、普仏戦争でのプロシアの勝利に影響されたことを知る。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/06/22

秦郁彦『統帥権と帝国陸海軍の時代』を読んで、普仏戦争でのプロシアの勝利に影響されたことを知る。

統帥権と帝国陸海軍の時代 (平凡社新書)統帥権と帝国陸海軍の時代 (平凡社新書)
(2006/02/11)
秦 郁彦

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 なんで購入したか不明。

 プロシアの普仏戦争勝利を前提にして、日本は、1878年に参謀本部を設置、直接上奏権は1878年で、プロシアでの直接上奏権が1883年だからそれよりも早かった。

 秦氏の説によれば、山縣有朋の謀略と、そもそも天皇や文官に武力にことを関与させたくない、維新の際の武士たちの考え方が反映されているという。

 ただし、第一次世界大戦でドイツが敗北してから、参謀本部の廃止や帷幄上奏権を廃止すべきとの意見もでたが、結局実現しなかった。

 むしろ、比較的軍令部と軍政との統制がとれていた海軍が軍令部の意向に反して、軍縮条約を結んで、艦隊派と条約派に分裂し、右翼などに統制権干犯などと責められてから、むしろ、参謀部局の独立が強まっていく。

 オバマとかEUとか、シリア情勢とかイラク情勢への対応に手間取っているが、軍部や軍事作戦だけを考えて、性急に空爆などに踏み切らない、こういう膠着状態の中で解決策をさぐるというのが民主政治、現在の国際政治のなかでの解決の方法だと思う。

 参謀本部の暴走を経験した日本が、時間をかけて、国際世論、国内世論を考えながら、判断をするという歴史をよく学んでいるのだろうか?

 
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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