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2014/06/28

松山恵『江戸・東京の都市史』を読んで、市区改正の時に用地買収の仕方がおもしろい。

江戸・東京の都市史: 近代移行期の都市・建築・社会 (明治大学人文科学研究所叢書)江戸・東京の都市史: 近代移行期の都市・建築・社会 (明治大学人文科学研究所叢書)
(2014/04/10)
松山 恵

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 新聞の書評で発見。

 大変な力作。前半部分の江戸から東京に変わる際の、官庁街の移転の動向など初めて知る情報が多い。

 また、関東大震災の復興事業などに比べて、その前に行われた市区改正事業の状況(第Ⅲ部)がおもしろい。

(1)用地買収は、最初は地権者の価格の申し出で買っていたこと。

(2)片側拡幅か両側拡幅かもめたが、結局大部分は関係者が少ない片側拡幅になったこと。

(3)日本橋地区で、三井財閥が市区改正に伴い土地買収を積極的に行って、今の旧館のあたりの土地を買収したこと。

(4)市区改正で建物を壊したあとに、地震売買という借地人を追い出す風潮がひろまったため、借地人保護のための建物保護法ができたこと。

 とてもおもしろい本だが、ついつい制度論とその運用に関心が向いてしまう。歴史者として読んでもかなりおもしろい。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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