ローレンス・J・ベイルほか『レジリエント・シティ』を読んで、世界の復興計画は決してすべてが生活者目線ではないと知る。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/07/08

ローレンス・J・ベイルほか『レジリエント・シティ』を読んで、世界の復興計画は決してすべてが生活者目線ではないと知る。

リジリエント・シティ―現代都市はいかに災害から回復するのか?リジリエント・シティ―現代都市はいかに災害から回復するのか?
(2014/01)
ローレンス・J. ベイル、トーマス・J. カンパネラ 他

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 この本はFBのタイムラインで発見。いわゆる災害復興ものとしては異色。

 海外の災害、自然災害だけでなく、戦争や暴動からの都市の復興過程を物語風に描いている。

 ワルシャワの復興とか、中国の唐山地震の復興など、市民目線どころか、まったく政治的な意図と権威の回復のために都市の復興が行われている。

 逆に、ロサンジェルスの暴動地区の復興などは、いわば治安の回復のための復興とみえる。

 これらの世界の復興過程からみれば、東日本大震災の復興のハードに偏った復興事業も、生活の回復と産業の再生を目指す手段があまりに時代遅れで、将来の財政負担を考えない持続性のないものという批判をきっと受けると思うが、政治的な権威を高めるとか治安の回復とかでないだけ、ずっとましだなと、正直思ってしまう。

 いけない、いけない。

 きっとそういうことではなくて、やっぱり、この世界の数々の大規模な災害とか戦争とか暴動の復興過程で無視されてきた、生活者一人一人の回復、レジリエンス、として生活のための稼ぎのための生業の回復、レジリエンスをさらに追求しなければいけない。

 もっともっと、生活者の視点にたった、復興過程を実現してはいけない、ということを学び直そう。

 でも、日本の政治力、行政力、そして市民力は捨てたものではない、というか世界に誇る力があると思い直した。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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