吉田満『戦中派の死生観』を読んで、実際に戦場を経験した人の声を学び直す必要がある。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/07/14

吉田満『戦中派の死生観』を読んで、実際に戦場を経験した人の声を学び直す必要がある。

戦中派の死生観 (1980年)戦中派の死生観 (1980年)
(1980/02)
吉田 満

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 梶原さんの推薦。

 「戦艦大和の最後」を書いた吉田さんの遺稿集のようなもの。

 偶然に生き残って、戦後生き続けることへのためらい、繁栄する日本経済への違和感、戦没した友人たちへの思いが複雑にいろんなエッセイにちりばめられている。

 戦中派の人に戦争に協力して学徒出陣したことを責めるのも酷だし、戦争という大きな動きの中で、学業を途中で断念して戦争にいった若者を、それ自体として責めることもできない。

 多くの戦中派で生き残った人たちの屈折した思いと、経済成長への貢献が今の豊かな日本社会の基盤にある。そして、戦中派の人たちが多くなくなったいま、彼らの重い口から、ぼそぼそと語られた戦争体験をもう一度今の若者、中堅が学び直して、背筋をぴんとはって未来を語る必要がある。

 どれも簡単なエッセイだが、何となく感じる厭世観と将来への口ごもった期待というのを、僕たちがうけとっていかなければいけない。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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