平野聡『反日中国の文明史』を読んで、中華思想と儒教思想は表裏一体だと知る。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/07/15

平野聡『反日中国の文明史』を読んで、中華思想と儒教思想は表裏一体だと知る。

「反日」中国の文明史 (ちくま新書)「反日」中国の文明史 (ちくま新書)
(2014/07/07)
平野 聡

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 やっぱり中国と朝鮮のことは気になる。

 二つの国とも統治の思想に儒教を採用した。礼を重んじ、上下関係、長幼を重んじ、民はしらしむべからず、よらしむべきの思想が根強くある。

 中国の矛盾は、その儒教にもとづいた中華思想によれば、夷狄である満州からおきた清国に支配され、その儒教なんかあんまり関係のなかった清国だからこそ、新疆のウィグル族とかチベットをうまくとりこめたのに、その最大藩図を前提に、漢民族としょうするグループが儒教秩序、今は共産党秩序をもって押さえ込もうとするところにあると理解した。

 また、中華思想は礼に基づき、夷狄かかしづいてくる秩序だから、国境なんか本当はあんまりはっきりしないが、今の西洋秩序の中で国境をきめろといわれれば、新疆もチベットも含んだ最大藩図が前提になるし、もともとベトナムだって沖縄だってかしづいていたのだから、本当は中国の一部になってもいいはずだと思ってしまう。

 その大国意識と1840年のアヘン戦争以降の西洋と日本の侵略、特に、夷狄である日本に負けたことへの屈辱感が鬱積して、その反動としての極端な反日思想になる。

 もちろん、現在の中国の経済格差とか民族問題を隠すために対外的に問題をそらしている面もある。

 しかし、もともと礼をつくして、周辺国がかしづいてくるという中華思想を克服しないと、中国の攻撃的な姿勢はかわらない気がする。

 中国の横暴な海外戦略の一端は儒教思想から理解できる気がした。
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佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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