松原宏編著『現代の立地論』を読んで、経済地理学の基礎が学べたことはよし、最新の都市機能の配置論はまだまだ? - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
pagetop

2014/08/02

松原宏編著『現代の立地論』を読んで、経済地理学の基礎が学べたことはよし、最新の都市機能の配置論はまだまだ?

現代の立地論現代の立地論
(2013/02)
松原 宏

商品詳細を見る


 個人的にはいろんな分野の本を読むのだが、経済地理学の本はあんまり読んだことがなかった。確か森田さんの推薦。

 係長時代にアメリカで受講した地域計画のテキストにのっていたのを思い出したくらい。山田浩之先生とか金本先生の都市経済学の本は読んだけど、こういう立地論はほとんど記述がなかったと思う。

 その意味で、完全に理解したかは別にしても、チューネンの農業立地論、ウェーバーの工業立地論、クリスラーの中心地論が勉強できたのはよかった。

 後半の応用編になると、途端になんだか理論なんだか、現状分析なんだかわかんなくなる。

 リノベーションの立地論もよくわかんなかったし、商業施設の立地論も現状をいっているだけのような気がする。

 アニメーションの会社が練馬と杉並に集中しているのはしらなかった。(p146)

 一番関心がある福祉施設については、特別養護老人ホームは都道府県の財政負担に直結するので、総量規制が行われていること、大都市圏で極めて不足していることなど現状はわかった、

 保育サービスもNPOとか株式会社の参入も認められているがまだまだなこともわかった。

 財政も関係するから単純にはいえないが、これだけ需要に対して供給が不足しているのは、もう少し市場メカニズムを働かせることによって解決する可能性があること。

 残念ながら、具体の都市での配置論や医療施設についての言及はなかったが、引き続き勉強を続けたい。

 参考文献としてこれっと思ったもの。『現代の二都物語』『日本のクラスター政策と地域イノベーション』『地域と高齢者福祉』『福祉の世界』
スポンサーサイト
pagetop

コメントの投稿

非公開コメント

都市経済学

アメリカのエッジ・シティまでは簡単なモデルで説明してしまいます。しかし、あくまで拡大期の都市に適用可能なモデルでして「縮退都市」に適用できるようなものではないと思います。全体的に主流派経済学は「限られた資源」(予算ということではなくてこの場合は土地)の配分という前提で記述されるので、資源が過剰(空き家問題など)では思考停止してしまうように感じます。拡大期の都市なら、病院や福祉施設の配置の問題は、ペリー『近隣住区理論』のツリー型モデルで事足りてしまうと思います。
pagetop
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
電力使用状況&電気予報
プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。