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2014/08/05

『都市・まちづくり学入門』を読みなおして、農村集落構造に関心がでてきた。マニヤック。

都市・まちづくり学入門都市・まちづくり学入門
(2011/11/01)
日本都市計画学会関西支部新しい都市計画教程研究会

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 都市計画の本を書く前提として、制度論からだんだん計画論まで関心がさかのぼってきた。

 この本は二度目に読んだはずだが、この中で、柴田祐さんの農村空間論に関心をもった。

(1)もっとも典型的な農村集落は山村に固まって住む形。(p33)

 南向きの微高地に集落をつくり、山から流れる水をせき止めて水源としつつ、水田にかからないように道路をつくる。

(2)集落は移転する。(p36)

 住宅の増加、狭隘か、耕地不足、海岸、湖の水位の低下により干拓が可能になったとき、河川の流路の変更、河川の氾濫などの場合に集落は移転する。

(3)豊岡水害では、山際の旧集落よりも、田んぼをうめた新集落が水害にあった。(p42)

 簡単にコンパクトシティとかいうけど、防災という観点からも、現在の市街地に集めるのが安全かというとそうでもないかもしれない。昔から住んでいる、神社もある地域の方が安全な場合もある。

 安全な場所から動かす理屈は何か?福祉サービスが維持できない単位の小集落だとしても、それを移転しない、なんらかの集落相互の共助の仕組みとかできないのか。そこにヤマトホールディングが行っているような買い物支援とか組み合わせられないのか。

 自分は、災害上危険な区域に住んでいる小集落の方々は移転をかなり強く誘導した方がいいと思う。安全よりはやや公共性の下がる行政効率、財政負担の関係から移転を計画する場合には、住民に行政サービスの低下とそれ意外のなんらかの選択肢を提供して集落で考えていただくのが筋だと思う。

 コンパクトシティが仮に、都市行政コストの軽減だとすれば、対象は市街化区域の中の周辺部ではなくて、農村集落だろうし、それも都市財政コストという面では、無理に動かすという話ではなく、いろんな選択肢の中で、行政コストをさげつつ、集落を残す選択肢も提供して、集落の方々に考えていただく。とりあえず、その間は、よそ者が集落にもっと住み込んで、問題をややっこしくするのはやめてもらう、といった段階を踏むのではないか。

 なんとなく、農村集落の空間構造を読みながら考えた。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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