笹原克『浅田孝』を読んで、偉大な先輩に敬意を表するとともに、これらは「つくらない都市プランナー」の時代だと思う。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/08/07

笹原克『浅田孝』を読んで、偉大な先輩に敬意を表するとともに、これらは「つくらない都市プランナー」の時代だと思う。

浅田孝―つくらない建築家、日本初の都市プランナー―浅田孝―つくらない建築家、日本初の都市プランナー―
(2014/04/25)
笹原 克

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 まことに不勉強ながら、浅田先輩のことはほとんど知らなかった。
 
 丹下研究室から飛び出して、初めての民間の都市・地域プランナーとして活躍。

 こどもの国とか最初の南極探検隊の越冬用の建築物の設計など、時代に先駆けた仕事を行った、都市計画プランナーの先駆け。

 読んでいて、血湧き肉躍る偉人伝のよう。

 いわゆるメタボリズムのグループ。つくらない建築家として、こどもの国の公園計画とか、香川県の観光総合計画とか、本人のいうところのマスタープログラムを作り続けた人。

 でも、やはり、「つくる都市プランナー」だと思う。

 これからは、「つくらない都市プランナー」が必要ではないか。あえて議論を起こしてみる。

 ある程度、都市が形成され、人口減少社会の中で空き家がでてきたり、空き店舗がでてくる、都市財政が苦しくて新しい公共事業とか公共建築物はできない、一方で、高齢化に伴い社会保障の支出が増えてくる。

 その中で、どう一人一人の生活空間の豊かさを維持していくか、生活サービスを確保していくか、そのなかでも楽しさゆとりを確保していくか、次世代に負の遺産にならない、公共インフラをどう整理し、維持管理していくか、貴重な緑や自然、歴史文化をどう守っていくか、など、いろんなベクトルに向けて、小さな、派手ではない対策が必要となってくる。

 昨日のジーバーツのいうプリコラージュ的な対策を都市プランナーが対応していくことができるか、もちろん、行政マンが対応していくことができるか、それが今の世代の次世代に向けた課題ではないか。

 雄壮な先輩の伝記風の本を読了して、身がひきしまる感じがした。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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