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2014/08/09

『空き家・空きビルの福祉転用』を読んで、耐震改修と消防法の規制がネックになるね。

空き家・空きビルの福祉転用: 地域資源のコンバージョン空き家・空きビルの福祉転用: 地域資源のコンバージョン
(2012/09/20)
森 一彦、三浦 研 他

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 白川先生の空き家を地域善隣事業に使うという提案を読んで、いいなと思ったが、多分、規制がややこしいのかなと思って、自宅の本棚を眺めていたら、ばっちりの本があって、ちゃんと一度読んでいた。

 地域でみんなで支え合うという仕組みをビジネス化するなり、地域の負担で支えあるなり、方向は二つあると思うけど、途端に、建築規制とか消防法の規制がかかってくるのはなやましい。

 建築基準法の耐震改修とか、採光の規定なんかは、ある程度やむをえないかな、と思うし、いろんな緩和規定もあるから、なんとかやっていけそう。

 消防法は用途が細かく分かれていて、福祉施設が火事で人が死ぬたびにどんどん厳しくなってきていて、感覚的にはちょっと厳しすぎるような気がする。275平方メートル以上はスプリンクラー設置とかいうと、もっと小さい福祉施設で火事になったらまた下げるのかよ、といいたくなる。

 やっぱり、規制は、安全とか生命に係わるとむやみに厳しくなる傾向にあるが、一方で、乏しい都市財政の中で、地域が自立的に支え合う仕組みをつぶしてしまったら、もっと害があると思う。そういう費用便益分析というか、規制のコスト分析をきちんとやって規制をすべきかどうかを考えてほしい。

 また、消防署長の判断で結構変わるというのも気になる。

 いずれにしても、そんなこといっても違法建築物をすすめるわけいかないから、この本での、空き家や空き店舗、空き学校の福祉転用についてのいろんな工夫は参考になると思う。

 あお、これからは、施設ではなくて、地域の何戸かの住宅にそれぞれが、部分的には仲良しが一緒にすんでいて、食事や介護、医療のサービスは、外部から提供されるような仕組みにすると、消防の規制なんかも突破しやすくなるかもしれないし、そういう実態になりつつある気がする。

 その方が高齢者にとってもQOLが高そうだから、まあ、いいかと思うけど、なんだか実態がほとんど一緒なのに、一緒の建物に住んでサービスをする人がその中にいると、規制がぴょんと跳ね上がるのはなんか変だなという気持ち悪さがある。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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