猪木武徳『戦後世界経済史』を読んで、アフリカの独立後の経済にもっと関心をもつ必要がある。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/08/11

猪木武徳『戦後世界経済史』を読んで、アフリカの独立後の経済にもっと関心をもつ必要がある。

戦後世界経済史―自由と平等の視点から (中公新書)戦後世界経済史―自由と平等の視点から (中公新書)
(2009/05)
猪木 武徳

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 ライフネット生命の出口さんの推薦。

 キンドルで通勤途中で読んでいた。

 最近の経済史となりと、欧米とか日中韓とか話題になるけど、意外とアフリカの独立後とか、東欧のソ連崩壊後の状況とかわからない。

 アフリカは英仏が中心になって勝手に植民地化して、英仏が維持できなくなって、独立を果たしていくという、悲惨な状況が背景にある。特に著者は、「経済の政治化」「悪しき政治」つまり、強すぎる国家、単一政党、軍隊、国営企業があらゆる経済進歩を妨げているという。(位置no.2680-2683)

 また、最近の研究では、宗主国から官僚機構をはじめとするヨーロッパの経済制度、社会制度を移入して統治したケースの方が、宗主国から医師、宗教家を除いて移り住むものが少なく、主として宗主国が鉱物を収奪するケースよりも、圧倒的に経済的なパフォーマンスがいいこと、特に、私的財産権を保証する政治体制であることが経済成長に不可欠だという。(位置no.2687-2691)

 あと、あまりこの本では触れていないが、ソ連崩壊後の東欧諸国の経済状態、また、金融危機というかデフォルトをおこしそうなアルゼンチンなどの南米の状況など、日頃経済の情報が少ない分野も、あっという間に日本の金利や株価に影響があるので注意が必要。

 あと、金融危機のときにいつも話題になるIMFの再建モデルが問題になっていることも要注意。財政切り詰め、金利の上昇といった経済縮小策が、本当に金融危機に陥った国に適切な対策などのかどうか、について経済学者の中でも議論になっていることも注目に値する。
 
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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